2018年 9月 25日 (火)

「万引き犯の顔写真公開」やり過ぎか?仕方ないか?「まんだらけ」のネット警告

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「警告、盗んだ犯人へ」

   万引き被害にあった店がホームページでモザイク処理した万引き男の写真を公開し、1週間以内に返さないとモザイクを外すという。マンガやアニメグッズ、フィギュアなどを扱う東京・中野の「まんだらけ中野店変や」で4日夕方(2014年8月)、25万円するブリキ製人形「鉄人28号」が盗まれた。店は警察に被害届を出す一方、翌日にホームページで警告文と万引きしたとみられる男の写真を掲載し店頭にも張り出した。

   写真は男の顔の部分がモザイク処理され、警告文では「25万円の野村トーイ製鉄人28号NO.3ゼンマイ歩行を盗んだ犯人へ、1週間以内(8月12日)に返しに来ない場合は顔写真のモザイクを外して公開します」と呼びかけている。

「返さないとモザイク外す」脅迫の可能性

   ネット上では「プライバシーの侵害」「名誉棄損ではないか」と批判の声もあるが、「犯罪の抑止になる」との賛成も少なくない。司会の加藤浩次は「法律的にはどうなっているの?」と、コメンテーターで弁護士の菊池幸夫に聞く。

気持ちはわかる
「現行犯を除いて、犯人を逮捕するのは警察の仕事です。犯罪が終わっている今の段階で『顔を公開するぞ』という強力な手段は脅迫になる可能性がありますね。『返しなさい』だけならある種の示談を申し入れているといえるますが、『窃盗犯として公開する』を付けると脅しになる可能性がでてきます」

   精神科医の香山リカも「これが前例となり、どんどん増えてしまうと問題ですね」と心配している。キャスターのテリー伊藤は賛成派のようだ。「万引き被害は全国で年間4500億円、1日12億円にのぼるんです。それを思うと、店の気持ちは分かる気がしますよ」

   店の防犯カメラには男が盗むところの動画もあるらしいが、映像だけで男を犯人として一方的に公開する警察まがいの行為はやはり間違い。

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト
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