2024年 4月 19日 (金)

テリー伊藤「同じ土俵に上がるつもりない」山本府議の「キモい批判」相手にせず

   無料通話アプリのLINEで中学生に脅しともとれるメッセージを送り、党から処分が出た大阪府の山本景府議(34=大阪維新の会)が14日(2014年8月)、「処分が厳しすぎる」と反論の会見を行った。「何らかの処分は受けるつもりだった」と言うものの、まるで駄々っ子が言いたい放題といったお粗末さだった。

駄々っ子の弁明会見「処分重すぎる。一番軽い『厳重注意』でいいはず」

   山本府議は大阪維新の会の府議団の「除団処分」について、「どんな処分でも受けるべきだというのは違っていると思う」といい、最も軽い『厳重注意』か、下から2番目の「議員団活動の停止」が妥当なところと主張し、府議団に不服申し立てを行ったという。

   これにたいして、府議団の青野剛暁代表は「山本府議はわれわれが出した処分に対し、こういうルールで決めないといけないなどという立場にはありませんよ。原因をつくったのは誰ですか。反省の色がない。そうした振る舞いを踏まえ、トータルとして厳しい判断している」と切り捨てた。府議団は山本府議の処分について来週20日に綱紀委員会を開き最終決定する方針だが、厳しい処分は変わらないようだ。

   また、山本府議は中学生徒とLINEで交流した理由について、「いじめの実態調査だった」と説明したが、これもおかしい。当初は、「LINEによるグループ作りは私の発案ではない。サインをくれというので名刺の裏に書いて渡した」のがきっかけだったと話していた。いじめの実態調査は後付けの言い訳ととられても仕方がない。弁護士の菊池幸夫は「いじめの実態調査でやり取りするなら保護者に断りを入れておくべきです。この調査活動が適切だったのかは疑問だ」という。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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