シリアで拘束の日本人男性「名前はハルナ・ユカワ。軍事会社をやっている」
2014.08.18 14:44
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拘束の狙い―「見せしめ」か「身代金」か
シリア情勢にくわしい東洋英和女学院大の池田明史学長によると、過激派の「イスラム国」は、レバントとよばれ東地中海一帯にイスラム原理主義に基づいた宗教国家を樹立しようと政治的、軍事的運動を展開している組織で、現在はシリア北部の国境地帯を支配しているという。
キャスターのテリー伊藤「イスラム国がどういう形でこの日本人男性を利用していくかですね」
池田学長「現在、彼らはイラクにおいて守勢に立たされており、警戒心が強い。今後の動きとしては2つが考えられます。一つは一種の見せしめにする可能性。もう一つは身代金要求のために拘束した可能性です。どちらなのかは判断できません。日本政府の対応としては、情報収集に徹するしかないでしょう。それにしても(日本人男性は)疑惑を強めるようなやり取りで非常にまずいです」
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト