茂木健一郎「ダメ人間は私たちに希望を与える。ミミズくんのような生産性を秘めている」

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   脳科学者の茂木健一郎(51)が8月20日(2014年)、何をやっても失敗続きのいわゆる「ダメ人間」についてツイッターで語っている。

   茂木は「東京藝大に入るのに4浪した。生活がだらしない。絵が売れない。いろいろトホホ」な自分の弟子が周囲に希望を与えていることに注目した。

   「イチロー選手」や「アインシュタイン」、「モーツアルト」などは「偉大なことを達成することで他人に希望を与える人たち」だが、ダメな人間も「そういう人間がこの地上で生きているというその事実」で人に勇気を与えるという。夏目漱石や太宰治などの日本文学が一貫して「ダメ人間」を描いてきた事実や、医学の進歩に偉大な貢献を果たした野口英世も「実際にはダメ人間だった」ことを参考に挙げる。そして「心のワクチン」「生の多様性」という観点から「ダメ人間」の存在価値を認めた。

   一連のツイートの最後には「ダメな人間、ダメな時間というのが、案外生産的だ」という議論を展開、「発酵したり、触媒したり、つながったり、ダメが一発逆転で超イイになることもある」とした。

   「ダメにも希望がある。ダメは、偏差値や、経済指標に反映される価値を生み出さないけれども、土の中のミミズくんのような、容易には把握できない生産性を秘めている」と結論付け、ツイートを締めくくった。

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