大分・日田で「里の秋」満喫!江戸時代の町並みや風習残る豊かな天領

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   大分県日田市は江戸時代は天領(幕府の直轄地)で、九州の経済・文化の中心地だった。いまでも当時の町並みや風習が残り、人気の観光スポットだ。秋になれば紅葉にすっぽり包まれるが、一足先に女優の遠藤久美子が「『JAPA』なび」コーナーで訪ねた。

お雛さまの町

   江戸時代に建てられた長屋に沿って散策していると、天秤棒に振り分けた箱を担いで「菓子はいらんかい」と菅笠に達付袴の綿吉が現れた。石丸文雄さんは普段は金物店を営んでいるが、、昔の風俗を知ってもらおうと、観光客が来るとあらわれる。綿吉とは行商人のことだ。「子供に喜ばれるように売っています」と笑う。

   その石丸さんがイチオシの喫茶店に案内してもらう。築150年の商家「嶋屋」だ。お団子などを食べながら、遠藤が指差す。「さっきからこれが気になっているんですよね」。壁際に平たい人形が並んでいる。店のご主人が説明する。

「おきあげ雛です。綿を布でくるんだだけのもので、庶民のお雛様といったところですね」

   日田はお雛様の町でもあったのだ。ならば、お金持ちのお雛様もあっるだろうということで出かけたのがかつてろうそくの豪商だった家。代々の178体もの絢爛なひな人形が展示され、最も古いものは300年にもなるという。

400年続く鵜飼い

   日田が天領となったのは質の高い木材を産するからだが、なかでも日田杉が有名で、いまでもこれを使った民芸品が多い。薄い杉板を組み合わせてランプの幌にしたランプシェード、予約が3か月待ちという人気の日田げだ。

   さらに、400年続いている三隈川の鵜飼い。岐阜県長良川の鵜匠は豊臣秀吉が日田の鵜匠を連れて行って定着させたものだと言う。川沿いの旅館では無料で宿泊客に浴衣の試着サービスをしている。遠藤久美子は鶯色の地に金魚が散りばめられた浴衣に黄色の帯を選んだ。屋形船は夕食付で6000円。夕食は鮎の刺身に甘露煮塩焼きなど鮎三昧である。

   遠藤「美味しい。皮はパリッパリで中はジューシー」

   地元のスーパーに行くとビニール袋に入った「たらおさ」がうず高く積まれている。タラのえらと胃を干した物だ。一口サイズに切ってしょうゆと酒と砂糖で煮込むのだが、お盆には欠かせない郷土料理だという。

   秋の日田で「里の秋」を満喫という旅もよさそうだ。

(磯G)

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