広島「土石流災害」お涙頂戴テレビ報道もう結構!危険地帯を開発・販売した不動産業者の責任問え
<広島の大雨土石流災害報道>(各局)

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   まだまだ行方不明の人が大勢いる段階で発言しにくいのかもしれないが、テレビを見ている限り(民放では特に)指摘しないので不思議である。紙媒体では書かれている場合もある。それだけテレビは情に流されたお涙頂戴報道に偏っているのだ。
   今回の大災害はとてつもない人災である。異常な大雨だったことを勘案しても人災である。当日、まだ救助隊も現場に行けなかった頃、上空のヘリからの映像を見て筆者は目を疑った。と同時に、「これは自然からの復讐である」と思った。山の中腹どころか相当高いところまで、虫食い状態に山林が開発されていて、びっしりと箱庭のように民家やアパート群が建てられている。里山が削り取られて、まるでギザギザのフイヨルド海岸のように緑が破壊されている。
   花崗岩の土、真砂土と呼ばれる水を含みやすい土壌で、以前も土石流が発生している危険な地帯に、開発を許可した行政、やたらに土地を削って家を建てていった金儲け主義の不動産業者、もっとけしからんのは、土地価格が下がると言って危険地帯の予報を拒否した住民。いずれもこんな大惨事になるとの予測は出来なかったのだ。
   今年あるところで視聴したドキュメントで見た。建築木材が安い輸入もののために売れなくなり、山林の所有者が山を荒れ放題に放ってある。際限もなく上の方まで宅地として売った結果が、土石流となって民家もろとも多くの人命まで奪うことになったのである。(放送2014年8月20日未明~)

(黄蘭)

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