「デング熱」海外で感染して知らずに帰国も多そう…特効薬ないが1週間で回復

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   70年ぶりの国内感染が確認されたデング熱で、新たに2人の感染が明らかになった。厚生労働省によると、2人は都内に住む20代の男性と埼玉県内の20代の女性で、最初に感染が確認された埼玉県の女性と東京都内の同じ学校に通う同級生だった。

   3人は東京・渋谷の都立代々木公園で、8月(2014年)上旬から中旬にかけて週3回程度、他の30人の学生とともに学園祭の出し物の練習を行っていた。このときウイルスを運ぶやぶ蚊に刺されたらしい。

ヒト・ヒト感染はなく、ヒトスジシマカが媒介

   デング熱はワクチンも特効薬もないが、1週間ほどで回復するといわれており、3人は回復に向かっているという。また他の30人にはいまのところデング熱の症状は出ていない。

都心の公園で

   デングウイルスは人から人への感染はない。ヒトスジシマカとネッタイシマカという2種類の蚊が媒介するが、日本に生息しているのはヒトスジシマカだ。この蚊の行動範囲は50~100メートルで、寿命は30~40日。死ねばウイルスもなくなるため爆発的な感染拡大はなさそうだが、まだ公園内にはウイルスを持った蚊がいる可能性がある。このため、東京都では28日(2014年8月)、33人が練習していた代々木公園渋谷門付近を立ち入り禁止にし、殺虫剤を散布した。

吸血は昼間だけ…念のため長袖、長ズボン

   司会の加藤浩次「都心の人の出入りの多い公園内ですから心配されている人も多いですよねえ」

   香山リカ(精神科医)が「国内感染が70年ぶりというだけであって、流行地で感染して帰ってきて、発症していない人も結構いるでしょう。あんまり心配し過ぎることはないですよ」

   デング熱に詳しい医師によると、3人を刺した蚊は昼間しか吸血しないタイプで、気温が下がる9月中にはいなくなるそうだ。昼間に代々木公園に行くなら、パーフェクトではないが長袖、長ズボンの着用がいいという。

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト
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