女性「役員」「管理職」多い会社どこ?やっぱり消費者直結企業と外資系

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   安倍首相の権勢は、私が想像する以上に凄いのかもしれない。あれだけ安全保障法制担当相は固辞する、幹事長留任かさもなくば一介の平議員になって総裁選で安倍戦うといっていた石破茂だが、何のことはない、安倍首相に恭順の意を表して入閣することにしたようだと各新聞が報じている。

   「首相は新設する地方創生担当相などを軸に、閣僚ポストを提示する見通しだ」(8月29日付朝日新聞)。石破が軟弱なのか、安倍の強面が優ったのか。これで安倍の有力なライバルが一人消えたようだ。

   きょうも朝日新聞の慰安婦報道検証について書く。広告を掲載拒否された文藝春秋から朝日新聞に対して社長室名義の抗議文が出された。「当該号には慰安婦問題に関する追及キャンペーン記事が掲載されています。新聞読者が当該記事のみならずその他の記事の広告まで知る機会を一方的に奪うのは、言論の自由を標榜する社会の公器としてあるまじき行為であり、厳重に抗議します」

   同じように広告を拒否された週刊新潮からも抗議がいくだろう。いっそのこと文藝春秋と新潮社は一切の広告を朝日新聞に出すのをやめたらどうか。新聞にとって書籍や雑誌の広告はドル箱だから、そうなったら朝日はあわてるだろうな。

   きのう28日(2014年8月)の朝日に「河野談話、吉田証言に依拠せず」という記事がある。日本政府が河野談話を作成する過程で吉田氏にも話を聞いたが、「つじつまが合わない部分があったため、談話には採用しなかった」という政府関係者の談話を載せている。

   何のことはない、当時も朝日新聞の吉田証言は信用性に乏しいと判断されていたのだ。なのに朝日は吉田証言を虚偽だと発表せず、これまで黙認してきた罪は重い。この件に関しては朝日新聞に勝ち目はないと思う。

   堅い話はこれくらいにして軟らかネタを大放出しよう。まずは『週刊朝日』の女性に優しい企業の特集から。「女性の役員比率」のベスト5は、P&G、ジョンソン・エンド・ジョンソン、日本GE、トレンドマイクロ、ツクイの順。P&Gは役員7人中4人が女性で、実に女性の比率は57.1%だ。日本GEも28人中7人が女性だから25%になる。

   「女性の管理職比率」のベスト5は、ツクイ(女性管理職の比率は38.2%)、ユニリーバ・ジャパン(35%)、P&G(34%)、資生堂(26.8%)、大丸松坂屋百貨店(24.6%)となる。当然ながら、消費者と直接取引する企業が上位にきているし、外資系が多い。

   こうして見てみると、女性の管理職が増えているように思うが、2013年度の民間企業に占める女性管理職の割合はたった6.6%で、それも2年前に比べて減少しているのが現状なのだ。安倍首相は企業の指導的地位での女性の割合を2020年までに30%にするなどと大風呂敷を広げているが、この現実を知らないのではないか。

男性器ちょん切って「女性として生きようと思ってた」シリア拘束の湯川遙菜―なんとか無事に帰って来いよ!

   湯川遙菜(42)なる人物がシリアでイスラム過激派「イスラム国(IS)」に捕まってしまった。釈放を求めて日本側との交渉が水面下で行われ始めているようだが、安倍首相はさほど関心を持っていないようである。

   『週刊ポスト』によれば、広島市の土砂災害の時にはゴルフを切り上げて官邸に戻ったが、この拉致事件を知らされてもゴルフを切り上げることはなかったという。以前の「イラク人質事件」のときは自民党幹事長として自己責任論を展開した安倍だから、今回も自分勝手に危険区域に入り込んだのだからという想いがあるのかもしれない。

   『週刊現代』によればこの湯川氏、かなり変わった人のようだ。本名は正行というそうだが、彼は多額の負債を抱えて行方をくらましていたとき、「男性の象徴である場所を切断し、切腹を図ったのだ!(自殺に)失敗した時は女性として生きようとも思っていた」とブログに書いているという。そして、戦時中、中国でスパイとして活動し処刑された「男装の麗人」川島芳子の生まれ変わりだと考えるようになったそうだ。

   何の知識もないのに戦地での護衛や戦闘を行う民間軍事会社をつくり、シリアやイラクに『見学』に行って武装集団に捕まるのでは、政府でなくともいい加減にしてくれと思うのはやむを得ないのだろう。

   だが、私には彼と似た体験があるので、他人事とは思えない。28歳の時、戦争を見たい一心で会社を3週間休んで戦争末期のベトナムへ行ったことがある。駐日南ベトナム大使館から「危険なところには行くな、取材はするな」ときつい注意を受けて渋々ビザを出してもらった。

   ベトナムのサイゴン(現ホーチミン市)はアメリカ兵が引き上げた後で、日本人もほとんどいなかった。時折、砲弾が破裂する音がして煙がそこここで上がった。だが、28歳の若者には、恐怖感よりも戦地に身を置いている高揚感があり、食い物や酒のうまい天国のような地だった。私と同じ頃ベトナムにいてカンボジアへ潜入した報道写真家・一ノ瀬泰造は、クメール・ルージュに捕まり処刑されている。私にはすぐ目の前にある「危険」が見えていなかっただけであった。

   湯川氏の動機が何であれ、無事帰国できることを祈りたい。

城島茂これじゃあ「24時間マラソン」無理でしょ…夜な夜な深酒と女性お持ち帰り

   グラビアから2本。週刊新潮は高円宮家の長女・承子(つぐこ)さんがコンビニで缶チューハイを持ちながら携帯をかけている姿を撮っている。次のページの見開きには、居酒屋で承子さんと仲むつまじく話し合う男性の姿が写っている。別の日には退社後二人が落ち合って並んで歩く姿も。どちらも微笑ましいいい写真だ。

   タイトルには「承子さま 28歳の夏」とある。2002年11月に高円宮殿下が薨去された際、茶髪のまま葬儀に参列したこともあって、お騒がせ皇族とのイメージがついたようだが、英国・エディンバラ大学留学を経て早稲田大学を卒業して、現在は公務と平行してユニセフの仕事をしているという。

   ハツラツという言葉がピッタリの彼女だが、結婚観は「結婚とお付き合いするのとは、完全に別だと思ってきました」とこれまた皇族とは思えない奔放な考えの持ち主である。こうした新・皇族たちが新しい皇族像をつくっていくのであろう。楽しみな女性である。

   『週刊文春』の「城島茂TOKIO 24時間走れますか?」は、一転して二日酔いの酒の臭いが漂ってきそうなグラビアである。日本テレビ系の「24時間テレビ」のランナーに抜擢され101キロを走らなくてはいけないTOKIOのリーダー城島茂(43)だが、連日、朝まで深酒と女性お持ち帰りで大丈夫ですか? 心配している張り込みネタだ。

   本人はスポーツ経験がないので「完走する自信はありません」と答えているのに、こんな不摂生な生活では。当日はAEDを伴走させないと危ないかもしれない。

付和雷同と売名の「氷水かぶり」!私ならバケツ蹴飛ばしてやる

   タイで多くの子供を代理出産させたとして注目を集めている「光通信」の御曹司(24)だが、週刊新潮によると実名報道したメディアに対して、プライバシーの侵害だと訴訟を起こしているそうだ。

   週刊新潮に来た訴状によると、「社会の関心は主に代理出産の実態を知ることにあるのであるから、本件事件が社会の関心事であるとしてもそれはあくまでも代理出産の一事例であって、(中略)当事者が誰であるか等の本件事件に特有の事情までもが直ちに社会の正当な関心事になる訳ではない」そうだが、週刊新潮はこう切って捨てる。

<彼の代理出産は、不妊に悩む夫婦が最後にすがる切実なものとはおよそかけ離れている。このような異様な子作りを行った日本人とは何者なのか、真の狙いは何なのか、そして千万単位の出費を苦にせず、そのようなことを可能ならしめる経済基盤は何なのか、という専ら本件に『特有の事情』に向けられているのである>

   子供を選別して帝国をつくろうとしているのではないかという「疑惑」まで囁かれているのだから、大企業の御曹司として堂々と会見でもして、自分の思いを話したらいいと、私も思う。

   アントニオ猪木が3度目の離婚をしていたと週刊新潮が報じているが、この御仁の色恋沙汰など、私には何の関心もない。

   同じ週刊新潮で、ビル・ゲイツやレディ・ガガ、ブッシュ前大統領、日本では孫正義や浅尾慶一郎が冷水を頭からぶっかける「アイスバケツチャレンジ」というへんてこなことが流行っていることに対して、「愚かしい」と週刊新潮らしい苦言を呈している。

   これが始まったのは昨年、アメリカからで、今年の7月にALS(筋萎縮性側索硬化症)という難病で苦しむ親戚のためにプロゴルファーが氷水を浴び、その様子がネットで公開されたことから広がったようだ。

   ルールは、氷水をかぶるか100ドルをALSの支援団体に寄付するかを選ぶ。かぶった人は3人を指名し、その人は24時間以内に実行しなければならない。

   主旨を理解もせず、売名のために氷水をかぶる者まで出てくる始末。付和雷同が日本人の特性だが、見ていて、ああいうバカにはなりたくないと思う。もし私が指名されたら、バケツを思い切り蹴飛ばしてやろうと思っているが、誰か指名してくれないかな。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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