2018年 7月 21日 (土)

デング熱よりもっと恐ろしい熱帯伝染病!国内感染の心配…やはり蚊が媒介

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   デング熱の感染者は48人になった。きのう4日(2014年9月)に新たに確認された札幌市の40代女性は代々木公園ではなく明治神宮で蚊に刺されたとみられるという。どうやら、ウイルスを持つ蚊はかなり広がっているらしい。

   同じ種類の蚊が媒介するもっと恐ろしい伝染病が入ってくる懸念は強い。

感染者が地元に帰ってさらに拡大

   東京医科大病院の濱田篤郎教授はこう解説する。「デング熱ウイルスを持った人の血を吸った蚊は、体内でそのウイルスを増殖させます。この蚊の成虫の寿命は40日程度ですが、産卵のため死ぬまでに3回ほど人を刺します。ウイルスを持った蚊に刺されると、発症する人としない人がいますが、ウイルスを持った人が別の地域に行けば、さらにそこでも刺されて地域で限定的に流行する可能性があります」

西ナイル熱、黄熱、マラリア、チクングニア熱…

   国内感染が心配なのはデング熱だけではない。国立国際医療センターの竹下望医師はこう話す。「西ナイル熱、黄熱、マラリア、エボラ出血熱、チクングニア熱などの熱帯特有の熱病が国内に入ってくる可能性は十分考えられます。西ナイル熱は米国やカナダで猛威をふるい、高齢者が重篤化するケースも出ています。これらの熱病を媒介するのは、いずれもヒトスジシマカやネッタイシマカなどの蚊です」

   ヒトスジシマカは2010年には青森まで分布していることが確認されている。ネッタイシマカも2012年に成田空港で生息しているのが発見された。

   コメンテーターの古市憲寿(社会学者)は「子供の頃、日本脳炎が危険視され、親から蚊には注意しなさいといわれていましたが、その後に日本脳炎の流行が下火になると、いつの間にか蚊のことも忘れられていった。今回のデング熱流行で、蚊が持つ恐ろしさを改めて自覚する必要があると思いますね」

文   ナオジン
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