2024年 4月 19日 (金)

「安倍VS石破」入閣受け入れで和解したのか?生殺し状態で閣内から虎視眈々

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   安倍首相は今回の内閣改造で5人の女性大臣を誕生させた。5人というのは2001年の小泉内閣発足時以来だ。なかでも目玉というか、話題性は重要ポストである経済産業相に小渕優子・衆院文科委員長を抜擢したことだ。「実は、橋本聖子議員や野田聖子議員、丸川珠代議員の名前も上がっていました。橋本さんはセクハラ騒動で消え、野田さんや丸川さんも消えました」

   笠井信輔デスク「小渕議員に安倍総理はどのような思いを持っているのでしょうか」

   田崎「安倍政権はこの先4年間は続くと思います。その間に原発再稼働や消費税再値上げなどの難題を抱える経済産業大臣を経験させ、政治家としての経験を積ませて自分の後継者に育て上げたいと考えているように思われます」

「反安倍」すべて取り込んで来年秋の総裁選は事実上の「無投票再選」

   コメンテーターの木暮太一(社会学者)は改造内閣の顔ぶれを「なにか化け者が集まったような感じ」という。

   菊川怜キャスター「化け者とは誰のことですか」

   小暮「イヤ、それはまた…」

   宋美玄(産婦人科医)は「女性閣僚が増えるのは嬉しいことだけど、議員生活が長ければ、どこかで庶民の女性たちの感覚とずれてしまわないかと気になる。庶民感覚を忘れていない女性閣僚なら大歓迎です」と語った。

   笠井「石破さんと安倍さんの確執は解消されたのでしょうか」

   田崎「表面的には和解したように見えます。でも…」

   改造内閣・自民党役員人事をひとことで言うなら、「反安倍」に回りそうな幹部・中堅をすべて取り込んだということだろう。石破しかり、谷垣幹事長しかり、バックに元参院議員会長の青木幹雄がいる竹下亘しかり、そして小渕も実は安倍嫌いだという情報もある。すべてを取り込んで、来年秋の自民党総裁選を事実上の「無投票再選」に持ち込もうというように見えるが、さてどうなのだろう。

文   ナオジン| 似顔絵 池田マコト
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