2019年 11月 19日 (火)

池上彰も怒った「朝日新聞」の傲岸!「慰安婦記事」訂正の批評コラム一旦は掲載拒否

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<今回の検証は、自社の報道の過ちを認め、読者に報告しているのに、謝罪の言葉がありません。せっかく勇気を奮って訂正したのでしょうに、お詫びがなければ、試みは台無しです。
   朝日の記事が間違っていたからといって、「慰安婦」と呼ばれた人たちがいたことは事実です。これを今後報道することは大事なことです。
   でも、新聞記者は、事実の前で謙虚になるべきです。過ちは潔く認め、謝罪する。これは国と国との関係であっても、新聞記者のモラルとしても、同じことではないでしょうか>

   これは週刊誌に載った朝日新聞批判ではない。9月4日(2014年9月)の朝日新聞の連載コラム「池上彰の新聞ななめ読み」にある池上氏の言葉である。月に1回の新聞批評だが、本来これは8月末に載るべきものだった。これを朝日新聞が掲載拒否したため、池上氏が連載を降りるといい出し、渋々朝日新聞が「社内での検討や池上さんとのやり取りの結果」、掲載することが適切だと判断したというのである。

   何をバカなことをというのが私の感想である。週刊誌には多くの社外ライターによる連載やコラムがある。編集部の方針と違うことをその人たちが書くことはままあるが、それだからといってその週は掲載しないとか、書き換えてくれなどということはありえない。

朝日新聞OBも苦言「木村社長自らが一面に登場して、潔く謝罪するべき」

   けさ(8月4日)の朝日新聞には『週刊文春』と『週刊新潮』の広告は出ていたが、週刊新潮には●が2か所ある。東京新聞によると「売国」と「誤報」という言葉だという。

   たしかに週刊文春も週刊新潮も全面朝日新聞批判の文言で埋め尽くされている。これを見る朝日の人間は辛いとは思うが、身から出た錆である。耐えなければいけない。

   週刊新潮はウルトラ保守の作家・百田尚樹氏まで動員して批判しているが内容に新味はない。強いてあげれば、従軍慰安婦について書いた元朝日新聞記者で、いまは北海道の北星学園大学で非常勤講師を務める植村隆氏が、コンビニへ走って週刊新潮と読売新聞を買い込み、じっと目を凝らしていた(それを週刊新潮の記者がじっと見ていた)というところか。

   週刊文春は朝日新聞内部に強力な「協力者」がいるのであろう。木村伊量社長の社内メールもそっくり載っている。<「慰安婦問題を世界に広げた諸悪の根源は朝日新聞」といった誤った情報をまき散らし、反朝日キャンペーンを繰り広げる勢力には断じて屈するわけにはいきません><今回の紙面は、これからも揺るぎのない姿勢で慰安婦問題を問い続けるための、朝日新聞の決意表明だと考えています>

   決意はいいが、朝日新聞の名物コラム「素粒子」を執筆していたOB轡田隆史氏の言葉を何と聞く。<「木村社長自らが一面に登場して、潔く謝罪するべきでした。朝日の『従軍慰安婦』報道は決定的にひどい誤報です。(中略)何の説明にもなっていない記事を出してうやむやにし、時間が経過するのを待っているように思える。今の朝日は、醜態を晒し続けています」>

   さらに週刊文春は、われわれはこれだけ朝日新聞のスキャンダルをやってきたのだぞと「100連発の一覧表」まで出している。かつての編集長で現在は産経新聞の『正論』よりも右だといわれる『Will』の花田紀凱編集長まで登場させて「私が6年間で80本も朝日批判を載せた理由」を語らせている。

   中身はともかく、花田氏の写真はいつの? 40代の髪フサフサの頃のだろうが、今は71歳。たしかに元気だが頭は坊さんのようにツルツルだぜ。神は細部に宿るというのは週刊文春や週刊新潮がよく使ういい回しではないのか。

   さらにオヤ? と思うのは、かつてテレビ朝日・久米宏の「ニュースステーション」で鋭いコメントを発して人気があったSさん(本文中は実名)の「バナナ不倫」のことを持ち出していることである。Sさんが『AERA』にいる頃から私も知っている。朝日らしからぬおもしろい人だったが、「ニュースステーション」に出て人気が出始めた頃、週刊文春誌上で愛人に閨のことまで暴露され、テレビから消え辛い日々を過ごした。

   長いこと地方支局を回っていたが最近は東京に戻り、私も会ったが元気で、昔のSさんに戻ったようだった。

   週刊文春によれば5年前に件の愛人はがんで亡くなったという。2人の人生は彼女が週刊文春に告白したことで大きく狂っていったのであろう。だが、このスキャンダルは朝日新聞本体とは関係がない。朝日批判に引っかけて持ち出す話ではないはずだ。

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