水川あさみ主演がまず失敗!落ち着きなく半端演技、脚本も筋追うだけ…やっぱり碌なものがないTBS刑事もの
<東京スカーレット~警視庁NS係 第8回>(TBS系)

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   差別するわけではないが、TBSの推理もの警察ものには碌なものがない。「家族狩り」は陰惨なだけ、「ペテロの葬列」は大袈裟で勿体付けたタイトルの割に間が抜けていてリアリティもない、テレ朝の真似をして推理ものなんかやめて、昔からのお得意のホームドラマを作ればいいのに。今期でいいのは「おやじの背中」ぐらいだ。
   NHKの「ごちそうさん」で小意地の悪い小姑を演じて人気のキムラ緑子を上司に持ってきて、中村雅俊や生瀬勝久らを配しても、主演が水川あさみではねえ。蓮っ葉でエロキューションが悪く、キョロキョロと落ち着きがなくて演技も半端、彼女を主演させるスタッフの意図がわからない。だから、凝った筋を考案しても生きない。
   深夜のカレー店に入った強盗が生活に困窮した若者で、その男の替え玉として、ホームレス仲間の初老の男がこれ見よがしにニット帽をかぶって喫茶店にいるところを、たまたま父親(前田吟)の上京に付き合っていたNS係の鳴滝杏(水川あさみ)が見つける話。現代の大東京の片隅に、生活困窮者がいて、どうやっても1度堕ちたら這い上がれない現状を告発したいらしい意図はわからぬではないが、頭で作り出した筋書きにはどうしても無理がある。
   また、ヘンにユーモラスにしようとして刑事夫々に個性を持たせているが未消化。少なくとも人物の誰にも共感できないし、せかせかと筋だけ追う脚本(岩下悠子)も出来損ない。さっさと終われ。(放送2014年9月2日22時~)

(黄蘭)

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