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きょう11日からあすにかけても豪雨!晴れていても急に土砂降りや雷

   10日(2014年9月)から11日未明にかけて、近畿から関東、北日本にかけて激しい雨が降った。気象庁は北海道・石狩、空知地方にこれまで経験したことがない大雨が降り、重大な危険が差し迫った異常事態だとして大雨特別警報を発表し、警戒が必要だと呼びかけている。

   この大雨で東京・台東区で午後5時半までの1時間に100ミリ、江東区亀戸では午後6時までの1時間に87ミリを記録した。亀戸では歩道と車道の区別がつかないほど冠水し、新小岩駅では駅構内のコンコースが水浸しとなった。大阪・池田や、宮城・石巻、北海道・千歳、恵庭、苫小牧の各市でも1時間に100~120ミリの記録的な大雨が降り、気象庁は記録的短時間大雨情報を発表し警戒を呼び掛けた。

寒気が近畿・東海まで南下―南の湿った空気と衝突

   気象予報士の藤富郷によると、この大雨は5500メートル上空に氷点下12度の寒気が東北地方まで覆い、そこへ向かって南の湿った空気が流れ込んで大雨を降らせた。この寒気は11日にさらに近畿から東海地方まで下りてくるため不安定な天気が続き、11日いっぱい警戒が必要だという。

   司会の加藤浩次「晴れのマークがついている地域もありますが、局地的、瞬間的に雨が降る可能性があるということですか」

   藤富は「西日本で晴れていても、気温差から局地的な大雨や雷が発生しやすいとい考えたほうがいいでしょう」