絵師・歌麿の杉下右京...じゃなかった水谷豊 次々殺される浮世絵モデル!責任感じて悩む設定新鮮-田中美里オバサンぽい
<だましゑ歌麿Ⅳ>(テレビ朝日系)

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   「相棒」の杉下右京が余りにも有名になっちゃって、テレビでは他の役をやりにくいのか(!?)水谷豊。まげ物だと抵抗感がないらしく単発シリーズでⅣまで作られた歌麿シリーズ。高橋克彦原作なので、ただのテレビ脚本よりも性格付けがくっきりしている。
   「稀代の浮世絵師」喜多川歌麿(水谷豊)が描いた美人画のモデルが次々に殺されて、歌麿は「自分が殺した!」とパニックになり、失踪してしまう。時代劇に出てくる絵師が精神的に責任を感じて悩むなどという設定は、人物の内面を描く作家の発想であって、普通のチャンバラ時代劇ではテーマにならない。そこが新鮮である。
   歌麿が逃げ込んだ江戸山谷の裏長屋で、彼は次郎吉(河相我聞)という男、実は天下の義賊大泥棒の鼠小僧と親しくなる。次郎吉の恋人・お恭(田中美里)は苦界に売られていて、彼女を探している話を聞く。また歌麿の応援隊たる「鶴亀」の女将・志乃(萬田久子)は、歌麿にまた美人画を描かせたいと、お恭を会わせたら芸術家の血が騒ぐのではないかと計算し...まんまとうまく行く。
   ワルの仕掛け人たる松平定信の梅沢富美男、仙波一之進の中村橋之助、錦絵版元の岸部一徳、葛飾北斎の原田龍二、殺人鬼が渡辺大と脇役も絢爛豪華だが、肝心の恋人役の田中美里が歳取ってオバサンぽくなり、どこがいいんだかさっぱりわからん。ゴージャスな花魁の衣装を着ても、太めのオバサン体型はゴマかせなかった。喝!(放送2014年9月6日21時~)

(黄蘭)

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