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世田谷で下校途中の児童3人はね飛ばし!軽トラック「ギア入れ間違えた」

   17日昼(2014年9月)、東京・世田谷の通学路を下校中の小学3年生の女子児童3人に前方から軽トラックが突っ込んた。軽トラックと電柱の間に挟まれた9歳の児童は18日朝になっても意識が戻らず重体だ。9歳と8歳の児童も膝やひじに大ケガをした。

自称自営業61歳男「バッグするつもりがドライブに入れてしまい、そのままドーン」

   軽トラックを運転していたのは自称、自営業の男(61)で、事故を目撃し児童の救出に当たった男性は「止まっていて『バッグしようと思ったらドライブに入れてしまい、そのままドーンと突っ込んだ』『ギヤを間違えた』と言っていた」と話す。

   現場は京王井の頭線の池ノ上駅から200メートル離れたセンターラインのない対面交通の狭い都道で、朝7時半から8時半までの1時間はスクールゾーンとなり、車の通行が禁止されるが、午後の下校時は通行禁止になっていない。児童たちは左側の白線内を歩いていたが、軽トラックは反対側の白線内を対向し突っ込んできた。

路側帯を歩いていた子供たち

   取材したリポーターの阿部祐二は「児童たちは白線内の路側帯を歩けば安全だと思い歩いていたのでしょう。ところが突然、前から突っ込んできた。これにはどうしようもない状況だったと思います」と、軽トラックの暴走に怒っていた。

   司会の加藤浩次「重体の女の子は何とか助かってほしいですね」

   おおたわ史絵(内科医)が「若いから持病もないと思うので、生命力を信じて、治療に当たっている担当医には全力を尽くしてほしいですね」

   警視庁は運転していた男を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)容疑で現行犯逮捕したが、胸を打撲するなどのケガをしており病院に搬送された。回復を待って詳しく調べることにしている。