クイズ高校生に隔世の感!勝っても負けても喜怒哀楽見せぬスマホ世代...可愛げないねえ
<第34回全国高等学校クイズ選手権>(日本テレビ系)

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   「黄蘭」の担当はドラマやドキュメンタリーや報道なので、本来ならばクイズ番組について書くのは「白蘭」の分野を犯すことになる。だが、クイズの内容についてではなく、回答者で出てきた高校生たちの生態から、今時の世情を推し量る興味があったので敢えて取り上げた。昔々、福留功男が司会をしていた頃の「クイズ」番組に似ているけれど、時代は変わったと感慨深かったのである。
   予選を通過した高校生たちが、知的に高くないと問題を回答できないので、チャラチャラしたテレビ出たがり君がいないのは当然だが、ハワイ→ハリウッド→テキサスと振り落されずに残っていった高校生たちは全体に地味で真面目。反面、10代らしい覇気や無邪気さに乏しい。緊張しているせいかもしれないが表情に乏しく、クール。途中で落ちた長野県の女子ペアを除けば喜怒哀楽もあまり出さない。思うに、今の高校生は、スマホやパソコンで何でもすぐ調べられるので、世の中が分かったつもりでいて、「なんだ、そんなの、わかってるじゃん」の態度がしみついているのかもしれない。
   優勝した京都の洛北高校の男女ペアも、物凄い長文の回答を正しく言っても涼しい顔で、勝った時も余り喜びが弾けない。可愛げがないとも言えるし、スマホ世代かコピペ世代か知らないが、達観した壮年のようでつまらなかった。ちなみに司会の桝太一アナは、御三家の麻布高校→東大農学部出身で、彼が1番若々しかったのだ。(放送2014年9月12日21時~)

(黄蘭)

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