2024年 4月 20日 (土)

開運商法「ブレスレット購入」で被害180万円!除霊しないと不幸が続きます...

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<注意!悪質な開運商法>運が開けるなどと言って商品を買わせ、個人情報を入手してさらにカネをむしり取る被害が拡大している。2013年度には被害額8億円、3年間で3倍に増えた。

   身内に不幸が続いた高橋弘子さん(仮名)は雑誌の広告を見て開運ブレスレットを1万5000円で購入した。自宅に届いた「3か月返金保証」「限定30本」のブレスレットは、開封する前に業者に電話するようにという指示があった。

   「正しく使わないとパワーが減ります。塩を一つまみで手を入念に洗いましょう。開運箱はゆっくりと丁寧に開けて下さい」と業者は話し始めた。さらに同封した紙に願い事を記入して送り返せという。高橋さんは「母の病気、姉の病気、子供の病気が回復しますように」と書いて送った。

   山田大樹アナが「実はこれが落し穴なんです」と声を張り上げた。「高橋家の情報を手にした業者は脅しと労わりの言葉で言います。『願い事のお焚き上げで貴方の紙だけ黒い炎がでました。先祖の霊です。除霊の祈祷をしないともっと悪くなります』と祈祷をすすめたんです」

   高橋さんは1回88万円の祈祷を2回、ブレスレット代も含めて177万6640円も支払ってしまった。

ここで見抜け!インチキ開運商法

   開運商法に詳しい川井康雄弁護士が業者の広告を見せた。そこには「一流企業に就職して宝くじでも高額当選」「通常価格20万円。今回期間限定で無料保証」などとあった。

   引っかからないためにはどこに注意すればいいのか「第1に、必ず願が叶うや返金保障の広告は要注意と思って下さい。第2に広告に載っていない商品やサービス(除霊や祈祷を含む)を薦められたら必ず思い留まって下さい。そこに違法行為の手口が隠されています」(川井弁護士)

(磯G)

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