2024年 4月 20日 (土)

大江麻理子結婚でテレ東の心配「WBSの企業情報」マネックス証券にダダもれ?

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<「大江(麻理子・35=筆者注)のWBS(ワールドビジネスサテライト=筆者注)キャスター就任は年単位で進行してきたプロジェクト。メイン就任からわずか半年での入籍に上層部は頭を抱えています。WBSは経済報道に特化しており、企業の機密情報が入ってくる。結婚相手が証券会社のトップとなれば、インサイダーや情報操作の疑いを招きかねない。また、WBSの大スポンサーは、大和証券なんです」>

   『週刊文春』でこう語るのはテレビ東京関係者だ。小谷真生子が16年にわたり君臨してきた夜のニュースの顔に、大江が抜擢されたのが今年の春である。バラエティなどもこなす彼女を1年間ニューヨーク支局へ赴任させ、満を持してWBSのキャスターに就任させたのに、半年もたたないうちに結婚。それも相手はマネックス証券の松本大(おおき)社長で、彼女より15歳上の50歳である。

   このニュースは新聞などでも流れているから知っている人も多いと思うが、やはり週刊文春が取材に動き、それにあわてたテレ東側が各社に結婚発表のリリースを送ったことから、他のメディアが知ることとなったのだ。

   大江のラジオ番組に松本氏が出演したことがきっかけで知り合い、WBSのキャスターに就任した4月頃から交際に発展したと事情を知る関係者が語っている。何が悲しくて15歳も年上のおっさんと結婚するのかと、やっかみ半分、うらやましさ半分でこの記事を読んだが、何とこのおっさん、ものすごい金持ちらしい。

   週刊文春によれば、彼は埼玉県さいたま市の出身で、親父さんは講談社の社員だったそうだ。開成高校から東大法学部へ。卒業後はソロモン・ブラザーズ・アジア証券に就職するが3年後にゴールドマン・サックス証券に転職し、デリバティブ取引で収益を上げてゴールドマンの史上最年少の共同経営者に選ばれているというから、この分野では相当なやり手である。その後、ネット証券の先駆けとしてマネックス証券を立ち上げ、時価総額は約85億円、年収は2億円ぐらいあるそうだ。

   これまで家庭生活のことは一切出てこなかったが、2年前に離婚していて2人の子供がいるそうである。バツイチで金持ちか。モテるんだろうね。だが、心配なのは(私が心配してもどうということはないが)、先に指摘されたインサイダーや情報操作の疑いを招きかねないという点だが、メディア論が専門の碓井広義・上智大学教授もこういっている。<「証券会社社長と経済報道番組のキャスターとの結婚は、報道倫理的に問題がないとは言えない」>

   だが、もともとこの番組は日本経済新聞のお抱え番組で、これまでも企業の宣伝・広報かと見紛うような内容はあったのだし、見る側もそうしたことを頭に入れて何割か割り引いて番組を見ている(少なくとも私はそうだ)のだから、そう気にすることはないと思う。

   もしマイナス点があるとすれば、見ている人間の多くが中年男だろうから、これから彼女が何をしゃべっても、彼女の背後に松本氏の『幻影』を見てしまうから、素直に彼女の表情やしゃべりを楽しめなくなることであろう。久々の大物女性キャスター誕生かと思われたので、チョッピリ残念ではある。

江角マキコ女優人生ピンチ!「長島一茂邸落書き」マネジャーに押し付けて逃げるな

   これも週刊文春が火を付けた江角マキコの長嶋一茂邸落書き事件だが、実行犯といわれる江角の元マネジャーが警察の事情聴取を受けたことで、さらに燃え上がっているようだ。

   江角が沈黙を破って9月9日(2014年)に、彼女のブログにおおむねこう書いた。「落書きのことは週刊誌で初めて知った。現在心療内科で治療中の元マネジャーから「このような事態を起こして迷惑をかけたとして謝罪の連絡がありました。立場上、自分の責任も重く感じ、長嶋様には申し訳ない......」というような内容だが、これがまた論議を呼んでいるのだ。

   自分は何も知らずにマネジャーが勝手にやったことだといっているが、前回の週刊文春の取材で江角の母親が「マキコは落書きのことは知っている」と話していること、元マネジャーの通院歴という個人情報を暴いたことは問題だなどなど。

   想像するに、プロダクションに在籍する若いマネジャーは、会社からも江角側からも相当なプレッシャーをかけられたのであろう。テレビの取材などで彼は「私が勝手にやりました」と話しているそうだ。週刊文春は事情聴取される数日前にマネジャー氏に話を聞いている。彼は「僕が(落書きを)単独でやったと言ったらどうなります?」といい、それではどうして江角の子供が長嶋の子供や妻たちに虐められていることを知ったのかという問いに対して、「(ネットで見て)腹いせでやったということもありえるでしょう?」と答えている。

   しかし、週刊文春はこの「証言」は嘘だと決めつけている。なぜなら、彼が落書きをした2012年12月時点では、江角と長嶋の確執に関する書き込みは皆無だったからだ。これが明るみに出てきたのは、江角が今年7月にブログで「ママ友いじめ」について書いたことからだという。このマネジャー氏、精神的に不安定だという江角の言葉を打ち消し、こんなことまでいっている。

<「落書きした犯人は訴えられるかな? できれば(訴えは)僕に向いてほしいんです。だって江角さんが自殺したら嫌じゃないですか......」>

   朝日新聞同様、江角が表に出てきて事情を説明しなければ、このトラブルは終わりそうもない。この騒動が長引けば、江角の女優としてのキャリアに傷がつくことになると思うのだが。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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