どこがいいのか寺脇康文!演技オーバーでわざとらしさ...次々と主役ゲットする不思議
<ラスト・ドクター~監察医アキタの検視報告 最終回2時間スペシャル>(テレビ東京系)

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   「生きている人間よりも死体の方が楽」という変人監察医・秋田(寺脇康文)が手掛ける死体検案の最終回。花屋の主・進藤(岡田義徳)が傷害致死事件で死んだ中田と路上で揉めていたことがわかり調べられるが、進藤の弁護士・川田玲子(草刈民代)が出てきて無実を主張する。玲子は秋田の元妻で2人はツンツンし合う。

   最終回らしく長尺の内容は複雑で、脚本(尾崎将也)も2転3転の凝りようである。調べてゆくと花屋の進藤は格闘技を習っていて、偶然に揉めて亡くなったと思われた中田の死因は、みぞおちの辺りに強いパンチを食らったことにより、持病もちの弱点を突かれて亡くなったことがわかる。つまり、偶然を装った殺人だった。

   筋はどうでもいい。秋田の普段の姿をカリカチュアライズさせすぎで、いささか不自然。暗い話にユーモラスな性格設定でほっとさせようという常套手段だが、何となくわざとらしいし、元妻・玲子とのやり取りも余り上等な演出とは言えない。ただし、弁護士になる草刈民代は元バレリーナだけあって、姿勢がよくてキツイ性格の女の雰囲気がよく出ている。反面、寺脇は「相棒」の相棒を務めていた時から演技がオーバーで、筆者はどこがいいのだか理解できないが、次々と主役をゲットするのが不思議で仕方ない。細々ながら、テレ東が連続ドラマを続けているのは評価に値するし、来期はまた人気の「吉永誠一」シリーズが帰ってくるとか。期待できるかも。(放送2014年9月12日19時58分~)

(黄蘭)

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