2024年 4月 24日 (水)

『生田美玲ちゃん殺害』警察大失態!?捜査一課に届いていなかった地域課「君野康弘奇行情報」

来店不要なのでコロナ禍でも安心!顧客満足度1位のサービスとは?

   いやはやおもしろいことを考える人がいるものだ。コンドームで作る料理のレシピ本「作ってあげたいコンドームごはん」が電子書籍で発売されたというのだ。「コンドームところてん」や「コンドーム肉詰め」などの簡単な料理から「コンドームのエスカルゴバター焼き」などの応用的な料理、「コンドームアイスチョコレートソースかけ」といったデザートまで幅広く11種のレシピを用意しているという。

   架神恭介氏とプロモーションプランナーのおぱんぽんによる企画で、料理研究家の遥野ユカ氏が監修を務めている。遥野氏によれば「コンドームの伸縮性・耐久性を活かして調理道具・器として活用し、コンドームの可能性を広げることに成功しています」とのことだ。

   この本を作る動機は、日本の男性のコンドーム装着率が世界ワースト3位というデータから、このことが日本の性病や中絶問題に影響を与えているのではないかと考え、普段の生活からコンドームの存在を身近に感じてもらおうと作ったそうだ。電子書籍ならではの独創的で実験的な本作りである。

殺害日時によっては見逃しの責任追及へ

   さて、神戸市長田区で起きた小学1年生・生田美玲ちゃん行方不明事件が最悪の結末を迎えてしまった。殺されただけでなく、遺体はバラバラにされ、ポリ袋に入れられて美玲ちゃんの自宅近くの雑木林に捨てられていたのだ。失踪から13日が経っていた。これほどむごい猟奇事件は聞いたことがない。しかも殺したことを何とも思わないのであろう、病院の診察券や煙草の吸い殻をポリ袋の中に入れていた。DNA鑑定から、遺体が捨てられた現場から30メートルしか離れていないアパートに住む君野康弘容疑者が浮上、逮捕された。

   異常な犯罪を犯す人間は普段から不審な行動を起こしていることが多く、警察の要注意人物になっているはずである。やはりそうだった。美玲ちゃんの後を付ける君野の姿を防犯カメラが捉えていて、失踪から5日後に君野の自宅を警察が尋ねているのだ。だが、犯行につながる手がかりをつかめず帰ってしまっていた。行動不審者から洗っていけばもっと早く逮捕に結びついたかもしれない。君野が犯人だと確定されれば警察の大失態になることは間違いない。

   『フライデー』で近隣住人が君野容疑者についてこう話している。<「四六時中酩酊している様子で、夏場は常にハダカ。(中略)ベロベロに酔って、『電車賃が高いんじゃ!』と神鉄『長田駅』の壁を殴りまくっていました。(中略)彼のアパートの近くでは、首をちぎられたハトや猫の死骸が散乱していたこともあります。近所の人間は警戒していたのですが......」>

   だが、猫好きでもあったようだ。美玲ちゃんも猫が好きで、この住人によると1年ほど前から彼女に似た女の子が遊びに来ていたというのである。情報がありながら、なぜ警察は事件直後から君野の周辺を捜索しなかったのか。<「君野容疑者は、これまでも何度も警察の厄介になっていたのに、地域課の情報が捜査一課まで届いていなかったため、捜査線上に上がっていなかったんです」(全国紙社会部記者)>

   しかし、防犯カメラに捉えられたことがわかった時点で君野のデータを調べれば、これまでのトラブルや猫好きという美玲ちゃんとの共通点などが浮かび上がってきたはずである。

   残忍だが、犯行を隠すほどの知恵もなかったこの男を逮捕できなかった警察の失態は、美玲ちゃんが殺された日時が特定されれば明白になるはずだ。だから個人情報はすべて国や警察がつかんでいる必要があるという意見には与しないが、不審者情報を地元警察と県警が共有することを早急に考えないと、こうした犯罪を防いだり迅速に解決することはできないだろう。

「プレスカード」女友達に貸した朝日新聞記者なぜか大甘処分!甲子園の主催者だから?

   朝日新聞について書くのは気が重いが、自分の女友達から甲子園で高校野球が見たいからと自分の記者証を貸していたという「事件」は、残念ながら朝日はここまで堕ちていたのかと思わせるものだった。

   『週刊文春』によれば、この記者は横浜総局の入社2年目のN。元高校球児だそうだ。

   この彼女、ただ見ているだけではなく、撮影禁止の場所で嬉々として写真を撮っていたため、大会関係者に「御用」となり、不正使用が発覚した。大会本部に横浜総局長とN記者が呼び出されて謝罪し、N記者は記者証を没収されたという。この件は公になることはなかったが、隠しおおせるものではない。主催が朝日新聞ということがあるのだろう、この処分は甘すぎた。

<「もし他社が同じようなことをやれば、顛末書で済む話ではなく、会社ごと記者証が剥奪されます」(スポーツライター)>

   この気の緩みが朝日新聞に蔓延しているとしたら、必ずこれなど比べものにならない大不祥事が起こること間違いない。そのときは朝日が崩壊するときである。まずは木村伊量社長が辞任して緊張感を社員たちに持たせることだ。一刻も早いほうがいい。

『祇園の名妓・佳つ乃』伊集院静、郷ひろみ、高橋克典...数々の浮名引っさげ銀座で高級クラブ!はやりそうだね

   佳つ乃という名前を久々に見た。だいぶ昔になる。たしかダービーの日だったと記憶している。作家の伊集院静氏が、当時付き合っていた祇園の名妓・佳つ乃を連れて競馬場の貴賓室に連れてきたことがある。すぐ近くで見た着物姿の彼女は大輪の花が咲いたような美しさだった。不思議に伊集院氏への嫉妬の感情は湧かなかった。自分とは縁遠い世界の人間という感じがしたからだろう。

   その後ときどき名前を見かけたが、ここしばらくは聞くことがなかった。伊集院のほかにも郷ひろみや高橋克典などと浮き名を流した佳つ乃も御年50歳。その彼女が銀座に高級クラブを開くというのである。祇園ではクラブをオープンしたり和風ラウンジを開いたりと順調だったようだが、一昨年に芸妓を引退して、最初のクラブも閉店したそうだ。

   その店は銀座8丁目にあり、銀座でも1、2を争う賃料が高いところだそうだ。月百数十万円になるというが、佳つ乃は夏前から家賃を払い、クラブへの挨拶回りをしているそうだ。このクラブは祇園と同じように「一見さんお断り」。移転するのはもともと東京からの財界人や芸能人が多かったからで、東京に出てくれば客との繋がりは強くなるからだそうである。佳つ乃は『週刊新潮』の取材に対してこうはんなりと答えている。

<「お稽古事に礼儀作法と、祇園町でご指導いただき学んできました経験を、東京で少しでも活かせられるようにと思っています」>

   彼女見たさの客も行くだろうから繁盛は間違いないとは思うが、東京は何かと口うるさいし、メディアも京都のようにほっといてはくれない。それにいくらキレイでも女の盛りは過ぎつつある。意外に苦戦するかもしれないと思うのは、そんな高級な店に行けるわけがないこちとらの僻みかね。

止まらなくなった「円安」1ドル120円時代!防衛策はアリゾナ、テキサスの不動産投資だって...

   やはり私には縁遠い話だが、週刊新潮の「劇症円安」に対しての資産防衛術を紹介しよう。東京の西部にあるスーパーマーケット「アキダイ」は安くて新鮮と評判の店らしい。しかし、この店にも為替変動の大波が押し寄せている。

<「ウチでは主に豪州産の牛肉を並べているのですが、100グラム当たり118円だったものを、ここ1週間で198円に値上げしなくてはなりませんでした。ドル高に引きずられて豪ドルも値上がりしてしまったのです。もちろん、アメリカ産も高くなっている。輸入大豆を使っている豆腐や納豆は、特売には出せなくなったし、フロリダ産グレープフルーツの仕入れ値は例年の2割アップ」(同社の秋葉弘道社長)>

   牛肉はわかるが、豆腐や納豆まで上がるのでは庶民生活はますます苦しくなるのは道理。この背景にはアメリカ経済が好調ということがあり、金利政策を話し合うFOMC(米連邦公開市場委員会)が10月に量的緩和を終わらせると正式発表したから、来年からは利上げになるというのだ。

   そんなこんなで2017年に向けて円が120円になる可能性があると見るエコノミストがいる。たしかにあっという間に110円まで来る勢いだから、120円もありそうではある。そうなれば物価上昇に歯止めがきかなくなり、手持ちの資金はどんどん目減りするから、資産防衛を考えろというのである。

   まずは資産の半分は外貨にしておく。そうすれば円安でもそっちで防衛できる。米ドルがポピュラーだが、ユーロ、ポンドでもいい。もうひとつオーストラリアドルが値上がりするとみる経済ジャーナリストがいる。東南アジアの国を対象にしたドル建てファンドも考えてみるべきだという。

   しかし、ここまでは初歩的な防衛術で、上級編は「海外不動産投資」だそうだ。それも現物不動産投資なら、賃貸にして家賃を取ってもいいし、値上がりも見込める。アリゾナやテキサスならまだ安いから、いい物件を選んで賃貸に回すと10%弱の利回りが期待できるかも。その際の注意点は、必ず自分で見に行くこと。この時代「何もしないのがリスク」だそうだ。そういわれても競馬で1万円を50万円にする夢しか描けない私には、まったく縁遠い話でしかないが。

「嵐」ハワイ15周年ツアー55万円!ボッタクリか?ファンには「お金じゃない」か...

【蛇足】9月19日と20日。嵐がデビュー15周年を記念した3万人コンサートをハワイで開催した。会場はワイキキからクルマで1時間ほどのコオリナというところ。コンサートは大成功だったらしく、地元紙によれば経済効果は約22億円だそうだ。

   だが、週刊文春はチケット付きの旅行代が高すぎるのではないかとクレームを付けている。たしかに高い。この時期ハワイは閑散期だから安いチケットがあるはずなのに、チケットは付いているが、3泊5日が27万円台。4泊6日だと55万円以上。いずれもエコノミーで機内食だけ。週刊文春によると、旅行代を除いたコンサートの価格は10万円以上になるという。日本に住んでいる人間は「ジャニーズファミリークラブ」からしか買えないのだが、韓国や台湾からのツアーもあり、そこで販売されたチケットの値段は税込み165ドルだという。2万円弱だ。

   しかも、9月半ばになると、ワイキキのスーパー白木屋でも同じ値段のチケットを売り出したというのである。安いツアーで来てチケットを買えば相当安く抑えられるのに、これでは「ボッタクリ感」は否めないと週刊文春はいう。まあ、ファンにとってはどんな値段であろうと、ハワイで嵐が見られればいいのであろう。

   私には興味ないが、大昔、エルビス・プレスリーがハワイ公演をするという新聞記事を読んだとき、行きて~なと思ったことがあることを思い出した。まだガキでカネもなかったから行けるはずもなかったが、社会人になっていたら何とかカネを工面して行っただろうと思う。若さというものはそういうものだし、興行というのはそうした連中からカネをふんだくるのが商売である。そう考えれば腹も立たないが、それにしても高いね。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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