2018年 9月 26日 (水)

山頂付近にまだ不明者20人?家族らの問い合わせ「安否いまだわからない」

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   御嶽山の捜索・救助活動が1日早朝(2014年10月)から再開された。気象庁と御嶽山の火山観測を続けている名古屋大学の専門家が協議した結果、可能と判断した。最も障害になっている有毒な火山性ガスをどう防ぐか。救助隊員は防毒マスクを携行することになった。

捜索範囲を拡大して「火山灰の不自然なふくらみ」チェック

   心肺停止状態で山頂付近に取り残されている24人のほかに、行方の分からない登山客が山頂付近にいるのではないかと捜索の範囲も広げられた。阿部祐二レポーターによると、噴火4日目の30日になっても「安否が分からない」と5人の家族や関係者から災害対策本部に問い合わせがあった。そうしたことから山頂周辺には少なくとも20人の不明者がいる可能性は否定できないという。

異常情報徹底せず

   阿部「このため、1日の捜索・救助活動では、火山灰で覆われていても、不自然な凹凸の場合は確認することにしています」

登山者に注意喚起すべきじゃなかったか

   噴火の実態が明らかになるにつれて、気象庁や地元自治体への批判が強まっている。コメンテーターの宮崎哲弥(評論家)はこういう。「気象庁は9月に入って3回地元自治体に解説情報を出しています。ある程度の噴火の可能性があると見て出されたと思うが、これを前提に警戒レベルを上げることは考えられなかったか」

   国立極地研究所・総合研究大学院大学の神沼克伊名誉教授は次のように指摘した。「今の状態でレベルを上げるのは無理です。当初、私は気象庁が通達を出していないと思っていたが、通達を出したというなら、レベルをいじらなくても、『現在この山はこういう状態で、こういう可能性がある』と説明すべきだったと思います。御嶽山で1日80回もの地震があるのは超異常です。それが噴火につながるかどうかは分からないが、空振りでもいから、地元自治体を含め登山者『「注意しなさい」という程度は言うべきだったでしょう」

   もはや手遅れだが、災害というよりもある意味で人災だったのかも...

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト
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