「セアカゴケグモ」注意!痛みやしびれ...住宅の庭やベランダで繁殖中

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   <あなたのそばにも...セアカゴケグモ>体長1~3センチで、黒光りしている背中に赤い紋様がある毒グモ「セアカゴケグモ」が今年9月(2014年10月)、東京・三鷹市でも発見された。オーストラリアから運ばれてきたとみられ、日本で最初に発見された1996年ころは分布は西日本だったが、いまや首都圏から東北地方まで全国35都道府県に広がっている。

   噛まれると痛みや痺れに襲われ、重症になると入院して抗毒素血清の治療が必要になる。どんなところに生息しているのか。噛まれないための注意はどういうことか――。

見つけたら殺虫剤かけ軍手で処理

   セアカゴケグモは側溝の金属板やアミの裏側、側溝近くの石の裏、公園などのベンチの裏側、冷暖房室外機の下側、屋外電気コンセントの中側にいる。住宅のベランダに置きっぱなしのサンダルや子供の3輪車、植木鉢周辺などでも発見されている。つまり、生活圏のど真ん中にいるのだ。

   駆除はできるのだろうか。追手門学院大学・加村隆英教授はこんなアドバイスをする。「決して素手でつかまないでください。見つけたら、軍手とビニール袋と殺虫剤を用意して、薬剤をかけて箸やピンセットでつかまえてください。巣の中に卵嚢があったなら、これもビニール袋に入れて、口をきちんと閉じてから踏み潰してください。卵嚢の中には50個から200個の卵がありますので、幼虫になる前に完全な駆除が必要です」

噛まれたら温水と石鹸で洗ってすぐ病院へ

   今年5月、大阪で60代女性が噛まれてしまった。庭先の長靴を履くと左足に痛みが走り、直後から痺れ、足の付け根まで広がったので入院した。重症にはいたらず翌朝退院できた。国立環境研究所の五箇公一主任研究員はこういう。「セアカゴケグモの1匹の毒性は少ないので、死んだりすることはありません。噛まれたら温水や石鹸水で洗って、できれば殺したクモを持参して病院に行ってください。原因がはっきりして、処置も的確になります。重症の場合は抗毒素血清での治療が可能です」

   ゲストの小島慶子(タレント)「毎年1か月ほどオーストラリアで暮すんですが、あっちではレッドバックっていうんです。子どもの学校なんかにもいっぱいいます。それだけにみんな注意します」

   日本ではまだあまり知られていないので、うっかり触ってしまうということがありそうだ。

(磯G)

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