2024年 4月 20日 (土)

目玉の女性大臣でコケそうな安倍改造内閣!うちわ法相にカネばらまき経産相

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   経済学者の宇沢弘文・東京大学名誉教授が9月18日(2014年)に亡くなった。享年86。ノーベル経済学賞に最も近かったといわれた人である。東大では数学を学び、後に経済学(数理経済学)に転向した。論文がノーベル賞受賞者のケネス・アロースタンフォード大学教授の目に止まり、渡米して36歳でシカゴ大学の教授になった。

   成田闘争や水俣病を支援する社会運動家としても有名だが、『週刊東洋経済』によれば、その背景にはベトナム戦争当時、ベトコンを一人殺す費用を最小化するための指標「キルレシオ」を経済学者らが秘密裏に作っていたことに対する反発があったという。

   私は2度ばかりお目にかかったことがある。時の政府の経済政策批判についてのインタビューだったと記憶しているが、優しい眼差で語り口もソフトだったが、批判は的を射て厳しかった。「新自由主義」には絶対反対の立場だった。

   もう一人、一時私が親しくお付き合いした赤坂料亭「佳境亭」の女将・山上磨智子さんが亡くなった。享年87。ここは政治家や官僚だけでなく、東郷青児や森繁久彌も通ったと『週刊新潮』の「墓碑銘」に書いてある。

   ここで村山富市首相誕生が話し合われ、小渕恵三が総裁選出馬を決断したといわれる。私に「知ってるつもり」の司会で有名だった関口宏さんを引き合わせてくれたのも女将だった。

   待ち合わせの相手が来るまで、女将と差し向かいで思い出話を聞くのが好きだった。うどんを目の前で練り上げ食べさせてもらったことも楽しい思い出である。

   酸いも甘いもといういい方があるが、何でも飲み込んでくれる大人の女性だった。三木武夫元総理との恋愛が有名だが、その子どもだと噂されていた息子さんが赤坂に開いたバーにも何度か足を運んだ。上にはカラオケ部屋があり、官僚たちと歌い合ったこともある。政界の奥座敷を仕切っていた証人がまた一人いなくなってしまった。

裏目に出た「女性登用」能力、資質、身体検査は二の次だった...

   小渕優子経産相が、週刊新潮が報じた政治団体が後援会員らの観劇費の一部を負担していた問題で追い詰められている。安倍首相にとって、内閣改造の目玉として指名した小渕とデング熱ならぬテングのような振る舞いで顰蹙を買っている松島みどり法相がコケれば、大きな痛手になる。

   『フライデー』は松島の「イヤミな全言動」を報じている。自らの選挙区の祭りでうちわを配ったことは公職選挙法に触れる。都内に住んでいるのに赤坂の議員宿舎に入居し、週末には自宅に帰っている。襟巻き着用が認められていないのにストール着用で参院本会議に出席した。フライデー曰く、<あの非常識の塊のようなアントニオ猪木ですら議場ではトレードマークの赤いマフラーを外す>というのにだ。

   ご本人は東大出というのが誇りだそうだが、滑り止めで受けた早稲田大学政治経済学部には落ちている。しかも、あの朝日新聞出身だ。失礼ないい方になるが、もともと法務大臣にはあまりいい人材が配されたことはないが、この人は歴代の中でもワースト3に入るのではないか。女性登用と意気込んだ安倍首相だが、しょせんは男女問題ではなく、能力あるなしを見極めることが肝要なのだ。今ごろ頭を抱えていることであろう。

竹野内豊が通う17歳年下・倉科カナ!事務所も交際認めて間もなく結婚?

   けさ17日(2014年10月)のスポーツ紙にフライデーの張り込みネタが大きく取り上げられていた。永遠のモテ男といわれるそうだが、竹野内豊(43)が17歳年下の女優のマンションに通っているというのだ。

   このスクープ、袋とじである。「超超厳戒 深い愛の現場 初中継!」とタイトルを打ち、竹野内がマスクに食料の入ったビニール袋を持ってこちらをにらんでいる。「この中に1年分の恋物語が入っています!」と書いてあるが、この惹き文句なかなかいい。

   このところ浮いた噂がなかったという竹野内だが、愛車の助手席に彼女を乗せているそうだから、本気度がうかがえる。彼女は倉科カナ(26)で、06年の「ミスマガジン」グランプリ。NHK朝ドラの「ウェルかめ」でブレイクしたそうだ。

   倉科は妹と同居しているそうだが、竹野内はそんなことはお構いなしに逢瀬を重ねているという。こういう場合、逃げ口上としてよく使うのが「妹と3人だったから」だが、事務所も交際を認めているようだから、結婚の可能性は高そうだ。

   フライデーにもう一つ気になる記事がある。再稼働へと動き出した九州電力・川内原発から50キロ圏にある桜島が「大噴火」の危険な状態にあり、もし噴火すれば降雨のために電線が切れたり漏電することもあり、それが続発すれば原発が電源喪失する可能性があるというのである。

   こうしたさまざまな「万が一」を考慮することなしに、安易に再稼働などすべきではない。

消費税10%賛成の慶応大教授この暴言「大企業正社員の賃金は上昇。実質賃下げは事実誤認」

   『週刊ポスト』は「『消費税10%にすべき』と唱える政府調査メンバー『有識者』26人の言い分」で、新聞などは触れなくなってしまった「政党同士のごまかし」を追及している。

<臨時国会冒頭の代表質問。消費増税をめぐる安倍晋三・首相と海江田万里・民主党代表の「談合質疑」には耳を疑った。海江田氏はこう質問した。「消費税率引き上げの増収分の2割程度の金額を社会保障の充実に使うことは政府と国民との約束です。来年10月に消費税率を10%に引き上げる場合には、社会保障の充実分として2割相当の予算を必ず確保すると約束してください」
   安倍首相が答えた。
   「税率を10%に引き上げた場合には、2015年度は(増収分の)2割程度の約1兆8000億円を社会保障にあてることになる」
――2人とも、国民を馬鹿にするにもほどがある。
   民主、自民、公明の3党合意で消費税増税法案が成立した日、時の野田佳彦・首相は「増税分はすべて社会保障として国民に還元される」(2012年8月10日の記者会見)と約束した。
   安倍首相も昨年10月1日、8%への引き上げを表明した会見でこう断言した。
   「消費税収は、社会保障にしか使いません」>

   週刊ポストは、国民の社会保障費を勝手に8割も横領し、それを与野党で、もともとそういうことだったととぼけようとしていると憤る。当然である。

<新聞・テレビはその国民への裏切りを一切報じないどころか、再増税の旗を振っている。日本経済新聞は10月5日付朝刊の1面で「10%」への引き上げを促す記事を打った>(週刊ポスト)

   安倍首相は昨年、8%への引き上げを決断する前に「集中点検会合」を開き、日本経団連や全国銀行協会、連合などの団体トップや学者、エコノミストなど60人から意見を聞いた結果、76%にあたる44人が増税に賛成論を唱えた。そうやって有識者という、安倍首相のいいなりの御用学者たちを使って増税に踏み切ったが、結果は急激な円安、実質賃金の低下、輸入品の価格上昇と庶民の生活を苦しくしているのである。

   だが、賛成派の土居丈朗・慶応大学経済学部教授はいっこうに反省せず持論を展開し、実質賃金の低下にはこう反応する。<「それは全労働者平均で見たものに過ぎない。大企業の正社員の実質賃金は上昇傾向に転じており、実質賃金が下げ止まらないことを理由に引き上げに反対したり延期を主張したりすることは、森を見て木を見ない議論で事実誤認である」>

   圧倒的多数の中小企業や非正規雇用の連中の賃金低下など知ったことかである。こういう意見を聞いて腹が立たない奴を、腰抜けというのである。週刊ポストは怒る怒る。<現実には増税分のほとんどは社会保障に使われず公共事業にバラ撒かれているのだから、「世代間格差の是正」など机上の空論だ。まして「木=大企業正社員」が良ければ「森=国民全体」は悪くても良いとは、なかなか思っても言えない『見識』である>

   週刊ポストに挙げられた10%の消費税引き上げ賛成派26人の名前は、いつでも見られるように週刊ポストのネットに上げておいたほうがいい。

「イスラム国」志願騒動の警察捜査!まだ渡航してもいなのにやり過ぎじゃないか!?

   シリアに渡り中東のイスラム過激派組織「イスラム国」に入ろうとした北海道大学の男子学生(26)が、「私戦・陰謀」(週刊ポストによれば外国に対して私的に戦闘行為をする目的で準備や陰謀をする罪だそうだ)容疑で警視庁公安部に事情聴取された。

   こんな罪があるのを初めて知ったが、さらに警視庁は学生の渡航を手助けしようとしたイスラム法学者とジャーナリストの事務所を家宅捜索までしたのだ。これって何かおかしくないか? イスラム国を敵視して空爆しているのはアメリカ・オバマ大統領だが、中東の中にはイスラム国を支持しているところもある。それに日本にとってはいまのところイスラム国は敵でも味方でもないはずだ。

   アメリカの植民地だから、アメリカが敵と見なすところは日本も敵と思わなければならないとでもいうのだろうか。シリアへ行って何十人も殺して帰国したわけでもないのに、こんな罪状でパクろうとするのは行きすぎである。怖れていたように、権力にとって不都合なことを考える輩は片っ端からひっくくって檻に入れてしまえという「権力の暴走」が始まったとしか思えない、理不尽な警察のやり方である。メディアはもっとこの問題を追及すべきである。

「セクシー袋とじ」比較!いまでもぶりっ子の大場久美子、吉沢明歩のかわいらしいヘア...『アサ芸』に軍配

   ガラッと変わって、各誌のセクシー袋とじを採点してみよう。週刊ポストは「MISONO 30歳の記念セクシー」。彼女は02年にday after tomorrowのボーカルとしてデビューした。化粧気のない目が印象的な子だが、ファンではない私にはセクシーさが物足りない。

   『週刊現代』は「山陽放送元リポーターが脱いだ!完熟ヘア・ヌード」。こちらは胸を揉みしだいたりの熱演で、男をそそる可愛い表情の女性だ。こんな女性がそばにいたら「短命」だろうなと思わせる。

   今週は『アサヒ芸能』が「1億人の妹が35年ぶりにビキニ公開!大場久美子54歳のデカプリン、再び!」で参戦。この歳になってもぶりっこしているのが何ともかわゆい。だがセクシーさはないね。

   それよりSEXYクイーン吉沢明歩の「女王さまの秘宮」がいい。メチャ可愛いしヘアも愛らしい。2015年版のカレンダーを売っているというから買ってみようか。

   フライデーは「『ミスキャンパス』神尾舞 決意のヴァージン・ヘアヌード」「嶋田歩 動くヘアヌード」「日本一のアラフォーヘアヌード 江口ナオ」の豪華3本立てだ。今どき大学生でヴァージンなんているのかという素朴な疑問は置いといて(ヘアヌードは初めてという意味か?)、舞ちゃん、ヘアもバッチリ写っていてなかなかの迫力。歩はトップアイドルだったらしいが、AVへ転身するらしい。顔は私好みである。だが、今週は大場久美子の何でもないセクシーと吉沢明歩の可愛さがプラスしたアサ芸に軍配を上げる。

宮沢りえ『紙の月』股間に伸びる舌に「アッ、アッ、アアッ」

   今週の最後は週刊現代。41歳になった宮沢りえが体当たり演技を披露しているという映画「紙の月」の濡れ場シーンを活写している。<薄暗がりの中、全裸にバスタオル姿の宮沢がベットに移動し、二人は濃厚なディープキスを交わす。そこから、池松(壮亮・24=筆者注)の舌が宮沢の肉体を這い回る。

   首筋にゆっくり舌を這わせていく池松。首筋に息づく、大きな生きぼくろがエロスを掻き立てる。舌はさらに全身を探り、鎖骨から、二の腕、胸、尻へと進み、徐々に秘部へと迫っていく。

   その間にも池松の手は、宮沢の形のい、柔らかそうな乳房へと伸びる。乳房を揉みしだきながら、徐々に息づかいも荒くなっていく二人。

   やがて宮沢の股間に池松の舌が伸びる。そのまま顔をうずめて、ゆっくりとした舌使いで「クンニ」を繰り返すと、我慢できなくなったのか、たまらず「アッ、アッ、アアッ」と喘ぎ声を発する宮沢。その瞬間、暗闇の中に美しいバストが見え隠れする。そのまま彼女は小刻みに痙攣しながら悶え、エクスタシーを迎えるのである>

   ポルノ顔負けのコーフンシーンじゃないか。彼女はりえママがいなくなって、何かが吹っ切れたのかもしれない。これは見に行かなくては。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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