<信長協奏曲 第1回>(フジテレビ系)
小栗旬が気持ちよさそうに演じる高校生と織田信長!「新マンガ原作時代劇」高齢者ついていけるかなあ...

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   高視聴率ドラマ「HERO」の後釜は辛かろうが、初回15.8パーセントはご立派。修学旅行に出かけた高校生・サブロー(小栗旬)が過去に迷い込み、戦国時代の織田信長から「体が弱いので代わってくれ」と信長役を押し付けられる第1話。信長は弟・信行(柳楽優弥)に命を狙われ腹心の池田恒興(向井理)にも裏切られている。
   パーカー姿のサブロー信長が今川義元の娘で正室の帰蝶(柴咲コウ)や信行家臣・柴田勝家(高嶋政宏)らにウツケと見られても、歴史オンチのサブローは民主主義時代の高校生の発想で正論を吐く。原作マンガを筆者は読んだことがないので、何が狙いか判然としないが、恐らく封建時代の価値観と現代の正論とのギャップにより、殺し合い必ずしも悪ではなく、人間平等思想が必ずしも民の幸せにつながらないことなど多様な思想を展開する意図があるのだろう。
   合戦場面はスケールがでかく、子役だった柳楽優弥が謀反をたくらむ男臭い信行に扮していたり、結構頭も使い金もかけている。但し、マンガ世代は時代のワープに馴れているが、時代劇の主なお客さんである高齢者が果たしてついてこられるか少々疑問。今川家の間者・伝次郎実は豊臣秀吉(山田孝之)、今川義元(西田敏行)など、次に控えるスター連中も豪華である。高校生役にはいささかトウのたっている小栗旬が、気持ちよさそうに活劇を演じている。それにしても向井理は小顔過ぎて気持ち悪いし、武士役には不向きだ。(放送2014年10月13日21時~)

(黄蘭)

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