まだ安心はできない?「エボラ検査」陰性男性...3日間は観察入院

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   日本中が緊張した。きのう27日(2014年10月)、羽田空港に着いた男性にエボラ出血熱の疑いが出て、隔離・検査の結果、けさになって陰性とわかった。「とくダネ!」はきのう「もし日本に入ったら」と大いに心配したばかリだったから、司会の小倉智昭も「けさのニュースを聞いてホッとしました」

防疫関係者は一瞬緊張「とうとう東京に来たか」

   きのう午後、ロンドンから羽田に到着した全日空機(乗員・乗客206人)の乗客で、45歳の日系カナダ人ジャーナリストがエボラ流行地のリベリアに滞在していたと申告し、体温を計ったところ37.8度あったため、東京・新宿の国立国際医療研究センターに隔離された。

まだ心配

   男性は8月から今月18日までリベリアに滞在し、ベルギー、ロンドン経由で羽田に着いた。日本の空港では24日からエボラ出血熱対策として入国者全員に渡航歴を聴取していた。ただ、男性は患者と直接接触するような場面はなかったと話したという。

   エボラ出血熱の感染者は24日までに1万141人に達しているが、うち半数に近い4665人がリベリアで、死者は2705人という最悪の流行地だ。男性が感染していたら、経由したベルギー、ロンドン、飛行機に乗り合わせた乗客・乗員に拡散しているかもしれない。防疫関係者は緊張し「とうとう東京にも来たか」という受け止めが多かった。

感染初期段階はウイルス検出されないことも...

   男性は熱も下がっているが、健康観察のため3日ほど入院するという。ひとまず安心だが、心配性の笠井信輔ニュースデスクは「潜伏期を考えると、感染していないとは言い切れないでしょう」という。潜伏期は2日から2週間と幅があり、感染初期にはウイルスが検出されないこともある。シエラレオネでは陰性と診断された子どもが、のちに感染がわかり死亡している。

   濱田篤郎・東京医大教授によると、エボラ出血熱は潜伏期や発症初期にはウイルスの放出が弱く、感染が広がる可能性は低い。「感染は体液や血液からで、空気感染はしないから飛行機に乗り合わせたくらいでは大丈夫です。心配しすぎないように」という。全日空機に乗り合わせた乗客が隔離されなかったのもそのためだという。

   小倉「こういう場合、名前はどこまで出したらいいんですかねえ」

   濱田教授「個人情報があるから難しいですが、どこの人かくらいは出さないといけないでしょうね。(今回がもし陽性だったとしても)医療の整っているところなので大丈夫です」

   ただ、心構えだけはしておいた方がいいかも。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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