2024年 4月 19日 (金)

アッ、危ない!「ドラドラ動画」で社員・職員研修...衝撃事故映像見せて安全教育

   自治体や企業は車載カメラが捉えた交通事故の衝撃映像を、社員や職員の事故防止研修に盛んに活用している。使われているのはインターネットで配信している「ドラドラ動画」だ。6000件以上の事故の映像が投稿され、月間16万回以上の閲覧があるという。

信号無視の右折車が自分の車に激突

   会社から帰宅途中に事故にあった男性が撮影した映像は、信号が赤色の交差点で無理やり右折しようとするワゴン車に青信号で後方から直進してきた車が接触、はずみでセンターラインを越えて男性の車に激突した様子が映っている。男性の車は前部が大破し、廃車になる大事故だった。

   この時の事故の恐怖について男性はこう語った。「衝撃の大きさで運転席のドアは開かず、ちょうどこの日はガソリンを満タンにしていて、ガソリンが漏れて火災を起こしたら助からないと思った」

事故を追体験することで注意ポイント理解

   他にも間一髪で事故を免れた映像もある。交通量の少ない海岸沿いの道を車が走っている。前方20メートルほど右側には子供連れの母親の姿あり、徐行しながら母子の5メートルほど手前まで来ると、突然、子どもが車道中央に向かって走って飛び出した。間一髪の急ブレーキで子どもを轢かずに済んだが、スピードを出していたなら避けようがなかった。キャスターの齋藤孝は「こりゃ~」と声をあげ、「子どもは車道に飛び出すものと思っていないと...」という。

   「ドラドラ動画」を主宰している『JAF・MATE』編集長は「他人のヒヤッとした体験を追体験できるので、この投稿映像を見ていると交通安全の注意ポイントがよくわかるのです」という。

   司会の夏目三久「くれぐれも安全運転でお出かけください」

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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