TBS「月8ドラマ」抜け出せぬ低空飛行!視聴者に見透かされてる媚び...人気の仲間由紀恵にオンブにダッコ
<SAKURA~事件を聞く女 第2回>(TBS系)

印刷

   桜(仲間由紀恵)は生活安全課の警官だが、朝は下町のDJもやるわ変装して潜入捜査もやるわ、しかも地獄耳で人様の真実の声まで聴き分けてしまうわ、様々な特技の持ち主。今回はマンションの住人からゴミを捨てないので「臭い」と文句の出ている主婦(田中美里)が、実は変な人ではなく、以前、大事な1人息子を轢き逃げで昏睡状態にさせられて、人と付き合えないようになっていると見抜き、その犯人探しに奔走する。事件は議員のドラ息子が派手な外車でひき逃げしたのだったが、父親の議員がそれを隠蔽したという真実を桜が暴くのだ。
   筋書きはみえみえで伏線も幼稚だが、仲間が気持ちよさそうに演じているのでいいとしよう。いつも喧嘩ばかりしている刑事の正人(佐藤隆太)がDJフアンで、何度リクエストしても中々読んでくれない。だけど、身近の警官同士のくせに桜の声が見破れないなんて嘘っぽくて白ける。コミカルにしようとしているようだが発想が貧しい。
   TBSの月曜午後8時の時間帯は、宮部みゆきのミステリーだったり、椎名桔平の主演ドラマだったり、いろいろ試行錯誤しているが余り傑作にはお目にかかれない。視聴率も低空飛行だ。何が原因かと言えば、視聴者に対する媚びが見えるからで、作り手が断固として描きたいものを描いている風に見えないのだ。これだけ連ドラが乱造される時代、話題作家の原作をもってきて絵にしても視聴者はついてこない。根本的にドラマ作りに対する姿勢を変えるべきである。(放送2014年10月27日20時~)

(黄蘭)

採点:0
  • コメント・口コミ
  • Facebook
  • twitter

このエントリーはコメント・口コミ受付を終了しました。

注目情報PR
追悼

お知らせ

電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中