2024年 3月 28日 (木)

<きょうは会社休みます。>(日本テレビ系)
絶品!綾瀬はるか「こじらせ女」の妄想...コミカルなのに切ない胸キュン

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   秋の連ドラのイチ押しはこれ。30歳・男性経験ゼロ・実家暮らしの地味なOL青石花笑(あおいし・はなえ)は誕生日の夜、9歳年下のアルバイト大学生の田之倉と一夜を共にして晴れて処女は卒業したものの...。

   綾瀬はるか演じるこじらせ女の初めてづくしのラブ・ストーリーに、誰もが恋愛していたあの頃の『胸キュン』な気持ちを思い出さずにはいられないドラマだ。原作は藤村真理の漫画(「Cocohana」)である。

脇を固めるブルドッグ「マモル」らの適材適役も見事

   綾瀬はるかの花笑はもちろんだが、花笑と付き合うことになる田之倉役の福士蒼汰、花笑と同じビルの上の階の食品輸入卸会社CEO朝尾侑役の玉木宏ほか、花笑の両親(浅野和之、高畑淳子)、花笑の会社の同僚(仲里依紗、田口淳之介、千葉雄大、吹越満...)などなど、それぞれが役にハマっていて、よくぞこの人たちを見つけてきたなという感じだ。花笑の飼い犬、ブルドックの「マモル」もなんともいえないいい表情で和ませてくれる。

   綾瀬が干物女を演じた「ホタルノヒカリ」とキャラが被るのではと不安に思っていたが、さすが綾瀬、ちゃんと『こじらせ女』になりきっている。とくに妄想シーンは絶品だ。彼が自分と付き合うのはお金目当てではないかと疑うところ、メールの返事がなかなか来ず携帯を握って悶々とするところなど、コミカルなのにせつなくて、本当にうまい。

   第2話では彼の部屋に初めてお泊りに行くが、元カノのシュシュをみつけて動揺し逃走する。いろいろあって、仲直りし、彼から「いつ来ても大丈夫」と合鍵をもらいハッピーになったが、その合鍵を母親に見つけられてしまうところで終わった。続きが気になって仕方がない。

   舞台が横浜なので、みなとみらいや元町、赤レンガパークなど、どこを歩いてもオシャレに見える。花笑と田之倉が待ち合わせをするアンティークのお店も素敵で、行ってみたくなる。これからXmasにかけてイルミネーションが街を彩り、横浜人気も上昇しそうだ。(水曜よる10時~)

くろうさぎ

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