冨田尚弥「カメラ窃盗は冤罪です」本裁判で黒白つけちゃどうか

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「僕はカメラを盗んでいません」

   韓国・仁川で行われたアジア大会競泳の会場で、カメラを盗んだとして略式起訴処分(円換算で罰金10万円)を受けた競泳日本代表の冨田尚弥選手(25)が、記者会見し冤罪だと訴えた。

「見知らぬ男が近づいてきてカバンに何か入れられた」

「(会場で)プールを見ていた時に、突然、見知らぬ男が近づいてきて手首を掴みカメラをカバンに入れられたんです。カバンの中にはレース用の帽子とゴーグルが入っていたので、それを取り戻すことが先決と考え、その時はその人に危害を加えられたり、争うことが嫌だったので、すぐバッグを取り戻し、その場から立ち去りました。(カメラを)バッグに入れられた時にその場で返しておけばよかったんです」

   冨田はこう説明した。取り調べで容疑を認めたことについても、「認めれば刑が軽くなり、大ごとにはしないと言われ認めた」と話した。

   韓国の警察当局が冨田が盗んだとしている証拠は、会場3か所に設置された防犯カメラの映像だ。この映像をめぐっても大きく食い違う。冨田は「映像には自分がカメラを盗む姿は写っていなかった」と主張し、「映像を見せられたのは、僕、通訳、JOCの方に机越しだった。スマートフォンですごく小さく、画面が遠かった。僕の体も切れていてギリギリに映っていた」と説明している。

   地元警察は盗む瞬間の姿は写っていないことを認めているが、「日本のユニフォームを着た選手がカメラを入れる姿が映っていたので、日本の選手団に確認を求めた。映像を見たJOCの担当者が冨田選手であることを確認した」という。

JOC役員「映像見た」要領得ない詳しい説明

   冨田の主張に反論する形で開かれたJOCの平真事務局長と平岡英介常務理事の会見だったが、2人ともいかにも自信がなさそうだった。「盗ったところが間違いなく写っていたのか」と聞かれても、平事務局長は「まぁ、そうですね。ハイ。盗ったというよりも、現実的には袋に入れているところで確認できたということでスタートしたわけです。手続きが...」。平岡常務理事は「JAPANという(文字が)入っていますからそこから特定された」

   JNNソウル支局の井田重利記者は、現地メディアはこの問題に「冷ややかな反応で、ごく一部で『映像を公開すれば白黒がはっきりする』と論評していた」と伝えた。穿ち過ぎかもしれないが、日韓関係の現状から日本選手を貶めようといたずらされた可能性も否定できないし、冨田の主張する冤罪もないとは言い切れない。

   では、真相をはっきりさせる道はあるのか。韓国の法律に詳しい高初輔弁護士は「正式な裁判請求の道が残されています」という。

文   モンブラン
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