2018年 9月 21日 (金)

時速10万キロの彗星に探査機命中!欧州宇宙機関お見事―10年がかりで着陸

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「速報です。人類で初めての偉業が成し遂げられたというニュースが飛び込んできました」

   アナウンサーの森圭介が興奮気味に伝えた。けさ13日午前1時過ぎ(2014年11月)、探査機が彗星に着陸したと欧州宇宙機関(ESA)が発表した。宇宙空間に猛スピードで進む彗星に着陸したという大変な出来事だ。

長さ4キロのチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星

   森はイメージCGで説明しながら紹介する。彗星は発見者の名前で「チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星」といい、成分は氷、ちりなどで、長さは最大約4キロ。最高時速で10万キロ、秒速では28キロの速さで太陽に近づいている。それに探査機が命中したというわけだ。

帰ってくるの?

   司会の加藤浩次「そのイメージCGはなんですか」

   森が彗星と周囲の曲線の動きを説明しながら、「これが軌道なんです。非常に複雑な動きをしながら彗星に近付いて行ったのですが、なぜ複雑だったのかといいますと、高速で動いて、かつ自転しているため、2つのねじれを合わせるのが大変難しかったそうです。10年かけてようやく着陸しました」

氷やちりから太陽系の起源や歴史研究

   加藤「これで何かわかるんですか」

   森「彗星は半分は水分でできています。地球上に水分がもたらされたのは地球と彗星が激突したためだといわれています。ということは、その彗星の水分を調べることで、地球の生まれたころの水の様子やその起源、さらに太陽系の起源や歴史などもわかるのではないかといわれています」

   加藤「この探査機は戻ってこないのですか、はやぶさみたいに」

   森「行ったままのようです。長時間データを送ってきます」

   宇宙のなかでたったの長さ4キロ、時速10万キロの速さが自転しているものに命中するとは、どれぐらいの確率なのか、素人には想像もできない。

文   一ツ石 | 似顔絵 池田マコト
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