<松本家の休日>(朝日放送系)
松本人志「これが食いたかった!」大阪・枚方でだぼだぼソースのチキンライス

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   10月(2014年)からスタートしたダウンタウン・松本人志の約21年ぶりの関西ローカルレギュラー番組である。松本人志(お母ちゃん)、雨上がり決死隊・宮迫博之(お父ちゃん)、たむらけんじ(長男)、そして構成作家のさだ(長女)の松本家4人が休日に1万円でどう遊ぶかを追う。

この夏死んだ父親との思い出料理

   この日は大阪府枚方市にある老舗遊園地「ひらかたパーク」へ出かけた。最寄り駅から歩いてひらかたパークへ向かう途中、駅前の食堂の前でさっそく松本の足が止まる。ショーウインドウに飾られたチキンライス(汁付き・650円)を見て、どうしても食べたいというのだ。とはいえ、4人で使えるのは1万円ポッキリだ。遊園地の入園料を考えて、仕方なく4人で1皿のチキンライスを食べることにする。

   チキンライスは、この夏に亡くなった松本の父親との思い出深い料理というのはファンの間では有名な話だが、そのチキンライスにウスターソースをバシャバシャとかけて食べるのが松本のお気に入りらしい。ちょっとかけ過ぎではないかと心配になったが、「子ども時代のお母ちゃんが喜んでるわあ」と松本はこの日一番の笑みを浮かべ、宮迫とたむらも「これ、お母ちゃん大正解」と舌鼓を打つ。そんなに美味しいのだろうか、ちょっと試してみたくなる。

   結局、食堂で長居したため、ひらかたパークについたのは閉園2時間前だった。「すぐしまってしまうのだから...」とチケットカウンターで家族みんなで値切り交渉するが失敗し、4人分の入園料5600円を支払ったところで、今回の放送はここまで。実際にアトラクションに乗るのは次回となった。

松本21年ぶりの関西レギュラー...ローカル色もっとコテコテでいけ!

   松本が大阪の街に繰り出す姿は新鮮で見どころなのだが、出かける前にどこへ行くかを決める「家族会議」と称したフリートークがとりわけ面白い。この番組は、松本が宮迫、たむらと飲んでいた時に思いついた企画が朝日放送に伝わり、わずか2週間で放送決定したらしいのだが、その飲みの席の延長のようなリラックスムードで家族会議は進む。話題はしばしば「松本家」の設定を飛び越えて、中年の健康の悩みや、全国区では放送できないようなギャラの話などで盛り上がる。深夜にゆるゆると見るにはちょうどいい温度だ。

   とはいえ、昨今の関西ローカルの深夜枠はなぜか東京で活躍しているベテラン芸人たちの取り合いとなっていて、それこそ相方の浜田雅功の「ごぶごぶ」や今田耕司の「今ちゃんの『実は...』」、ナイティナイン・岡村隆史の「なるみ・岡村の過ぎるTV」などライバル番組も多い。始まって1か月、面白いには面白いのだが、このまま街ブラのロケメインでいくと「ごぶごぶ」の松ちゃん版とも言われかねないだろう。その昔、実験的かつ斬新な笑いでお笑い好きの心もわしづかみにした伝説的深夜番組「一人ごっつ」のように...とまではいかないまでも、せっかく全国区より自由がきくローカル番組だ。二番煎じな企画ばかりではもったいない。今後、他の番組とどう差別化を図るのか大いに期待したい。(放送11月6日深夜1時39分~)

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