2018年 7月 23日 (月)

富山刑務所訪問の健さん「私ほどみなさんと同じユニホームで演じた俳優いない」

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   高倉健(83)が悪性リンパ腫で今月10日(2014年11月)に死去した。きのう18日(2014年11月)の正午前、高倉プロモーションからマスコミ各社に「俳優 高倉健は、次回作準備中、体調不良により入院治療を続けてまいりましたが、容体急変にて11月10日午3:49、都内の病院にて旅立ちました。生ききった安らかな笑顔ございました」というFAXが送られた。最後には「往く道は精進にして 忍びて終わり悔いなし」という一文が添えられていた。高倉の座右の銘だ。

「元気で出所し、1日でも早く大切な人のところに帰って下さい」

   映画で共演した人たちの惜しむ声が次々と伝えられた。「幸福の黄色いハンカチ」で共演した武田鉄矢は「高倉さんは富士山みたいな人でした。立っているだけで絵になりました。高倉さんは205本の映画に出演していますが、私が共演したのは、そのうちの1本。でも、205本以上のことを撮影中に学びました」と語った。東映時代かの友人で「網走番外地」シリーズで共演した梅宮辰夫は「近寄りがたい雰囲気があり、それが彼のオーラだった。寡黙なところが魅力的だった」と振り返った。

大きな欠落感

   高倉は「一途」「寡黙」な俳優といわれていた。その象徴として、「あなたへ」の撮影終了後にロケ地となった富山刑務所を訪問したときのこんなエピソードがある。高倉は受刑者を前に「私ほど、みなさんと同じようなユニホームを着て演じた俳優はいないと思います。これから見ていただく映画のテーマーは人を思う大切さ、切なさです。どうか、皆さんも元気で出所し、1日でも早く大切な人のところに帰って下さい」と涙を浮かべて訴えた。

   宮崎哲弥(評論家)「高倉さんが人知れず亡くなったことはショックだが、あれだけの人でも死んでしまうのかという欠落感を感じますね」

文   ナオジン | 似顔絵 池田マコト
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