更年期症状「傷つく5つの言葉」気の持ちよう、病気じゃない、しかたがない...

＜若さを失うのが怖い？更年期のエイジングストレス＞更年期症状について「あさイチ」が行ったアンケートでは、40～50代の女性の83％が不安だと答えている。「美しくなくなる恐怖感」「疲れ、元気がなくなる」「夫の一言に切れる」などさまざまな声が寄せられた。

   有働由美子キャスター「（更年期が）1日1日と近づいている不安は確実にありますね」

夫のひと言にイライラ爆発

   更年期症状は、イライラが頻発する、熱くて汗が止まらない、疲れる、元気が出ないなどさまざまだが、なかでもトラブルになるのが夫へのイライラだ。Cさん（50歳）は3年前から体重が7キロ増えた。夫が食事中に言う。「隣の奥さんダイエットに成功したらしいよ。負けちゃったね」

   このひと言にCさんは切れた。「それって当てつけ？言っていい事？」。夫は「深い意味はなかったんです。何でそこまで怒るのか。これからは何も話ができなくなる」

   しかし、Cさんは訴える。「この時期が一番悩んでいるんです。夫にも理解してほしいしわかって欲しいんです」

柴門ふみ「気遣いが欲しいんです」

   柴門ふみ（漫画家）がうなずく。「私の家もこれと同じですよ。夫は悪気はないけれど、うかつな言葉を平気で言うんです。私が怒るとビューって逃げちゃう。追いかけても追いつきません。逃げ足早いので」

   柳澤秀夫解説委員「夫が理解するとか、わかって欲しいは期待し過ぎじゃないかな」

   柴門ふみ「そこまでわかるのに20年は掛かりましたね」

   中谷文彦アナが更年期女性が傷つく言葉を挙げた。「第1位は『気の持ちよう』（44％）、次は『病気じゃないんだから、我慢するしかないんじゃないか』（39％）、さらに『おばあちゃんみたい』『太ったね』『更年期だからしかたない』です」

   柴門ふみが念を押した。「夫は妻には何を言ってもいいと思っているんです。でも、隣の奥さんに『更年期ですか』とは聞きませんよね。そういう気遣いを奥さんに対しても持って欲しいですね」

（磯G）