「齋藤工」不倫の後は冷や飯企業戦士...親会社の不正と固陋に立ち向かえ!雑駁で荒っぽい展開残念
<ダークスーツ 第1回>(NHK総合)

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   近頃モテモテの斎藤工、この前まで人妻と不倫のガッコのセンセイ(昼顔)をやっていたと思ったら、今度は切れ者の企業戦士だって。中堅電機メーカー・ハシバエレクトロニクスの子会社で営業マンだった一之瀬諒(斎藤工)が、本社に逆出向を命ぜられ、新社長・松木(石丸幹二)の命令で企業再生のアイデアを求められる。
   やっとライセンスビジネスという新しい経営改善策を提案したのに、重役会で松木は社長を解任され、それどころか、裏金などのハシバの闇を見つけてしまう。松木はかつて左前の企業を3年で立て直した実力の持ち主ながら、古い体質の会長や重役たちから疎まれて風前の灯である。ここから、一之瀬たちの暗部告発や巻き返しが始まるのだろうが、オリジナル脚本(荒井修子)の努力は多とするけれど、全体的に物語の展開が雑駁で荒っぽいのが難である。
   この局がヒットさせた「ハゲタカ」や企業サスペンスものの流れをくむドラマで、大いに期待したいところだが、第1回だけでは何とも言えない。ちゃんとした作家が書いた原作物に比べて、脚本家のオリジナルには人物描写に透徹した人間洞察が欠けていることがあり、次々と事件を起こして逃げる場合がある。そうならないように願いたい。プロデューサー(谷口卓敬)は良質な番組作りのプロなので是非とも成功させてもらいたい。1つ不満なのは、愚作朝ドラに主演してミソつけた倉科カナが諒の妻役とは。げんなりだ。(放送2014年11月22日21時~)

(黄蘭)

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