中村梅雀に見劣り寺脇康文の「信濃コロンボ」不細工の極みで下手くそ!展開も定番どうりでネタばればれ
<信濃のコロンボ2 戸隠伝説殺人事件>(TBS系)

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   過去にテレ朝、TBS、フジ、テレ東と各社で作られた「信濃のコロンボ」シリーズ。主演も林隆三、布施博、堺正章、中村梅雀ときて、今回またTBSで寺脇康文だって。複数の局に原作を売りまくっている内田康夫も相当がめつい。筆者にはテレ東で2001年から延々と作られた中村梅雀ものが1番面白かった。何でやめたの?
   1970年の安保闘争で、公安警察に仲間がチクったために一網打尽にされた過激派の学生たちの、40何年にもわたる怨念の物語だ。過去の事件が時代を経て現在の殺人につながるという、サスペンスドラマの定番通りだ。そこに、般若の面をかぶった犯人が、あたかも戸隠のおどろおどろしい怨みの伝説として事件を起こすように見せかけて人を殺す。はっきりいってネタはバレバレ。
   何よりも気に入らなかったのは、コロンボ、つまり、竹村岩男に扮する寺脇康文である。竹村は妻が旅館の女将で、言わば髪結いの亭主が刑事をやっている。だから、すっとぼけた味があって人情家で、愛妻家で、だけどどこか鋭いというキャラクターである。これに梅雀はぴったりだったのだが、寺脇は全くペケ。わざと髪をぼさぼさにして本家のコロンボのようなベージュのコートを着、妻・陽子(麻生祐未)とコミカルにやりとりするのが売りだが、不細工の極みで下手くそ。北信ランドリー社長役の小倉一郎が、あーら懐かしやで、貧乏な安保時代顔だったのだけがリアリティがあった。(放送2014年11月24日21時~)

(黄蘭)

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