松坂桃李「盲人演技」なかなかのリアリティ...見て損ないダメTBS久しぶりヒット
<全盲の僕が弁護士になった理由>(TBS系)

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   下敷きに本物の体験があるということは強い。日本で何人もいない全盲の弁護士・大胡田誠氏の著書を元に作られたドラマで、全盲の弁護士・大河内健介(松坂桃李)が、アシスタントの田辺美智代(戸田恵子)の助けを借りて事件を解決する物語だ。ハンデキャップのある人間を主人公にしたドラマは、素材に寄り掛かるという点で余り見たくない筆者でも、この作品は見てよかったのである。
   大河内のところに依頼が2つ。1つはDVに悩む聡美(星野真里)からの離婚調停、もう1つは自動車部品製作の工場で、そこの社長が従業員に殴り殺された事件の犯人の弁護。健介は聡美が不倫していたことを喝破して解決し、殺人の犯人として捕らえられていた雅樹が社長を突き飛ばしたのは事実でも、雅樹の後に別の真犯人が来て、社長を殴打して殺した証拠を掴む。つまり、2件とも勝訴する。
   近頃モテモテの松坂桃李を筆者はスタイルだけとあまり評価していなかったのだが、このドラマに関しては、全盲の人たちから行動などの指導を受けて、堂々の盲人演技でよかった。妻も全盲で、2人の間には可愛い男の子が生まれる。全体にダメTBSのドラマにしては久しぶりによくできていて、流石のリアリティであった。
   ただし、生まれたばかりの赤ちゃんが大きい子を使いすぎていて、出産直後なのに首が座っていたのには白けた。モデルには苦労するだろうが、精巧な人形で代行するとかは出来なかったのか。(放送2014年12月1日21時~)

(黄蘭)

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