2024年 4月 25日 (木)

今年の外食トレンド「熟成肉」「ちょい飲み」「高級立ち食い」「ランパス」...いくつ行った?

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   全国のグルメ・レストランガイド「食べログ」が、全国1万6000人に行ったアンケートをもとに、今年(2014年)の「外食トレンドワード」を発表した。最もホットな外食トレンドは「熟成肉」だった。「熟成肉」と答えたのは男性20.7%、女性13.8%だった。そんなに流行っていたの?

主婦や高齢者がファミレスで昼間からちょっと一杯

   年間500軒以上も食べ歩き、ブログ「わたべ歩き」が好評の食通芸人・アンジャッシュ渡部建は「2013年の半ばからエージングビーフという言葉は流行っていましたね。もともとアメリカ。アミノ酸とかグルタミン酸とか、うま味成分は熟成させたほうがいいというのが数値でわかっています」という。

   それをさらに進めば腐敗ということだろうが、その直前が一番うまいとは昔からいわれていた。

   渡部はお勧めの店として、アメリカのステーキチェーン「ウルフギャング・ステーキハウス」という店を挙げた。2月に六本木店、おととい8日(2014年12月)に丸の内店がオープンした。「ボクはニューヨーク店、ハワイ店をおさえてます」

   レポーターの阿部祐二がTボーンステーキを食らってみせたが、そんなものはどうでもいい。丸の内店には創業者のウルフギャング・ズウィナーがいて、エージングの効能を解説した。「お客が喜ぶのがうれしい」という。まあそうだろう。

   続いてのトレンドワードは「ちょい飲み」。居酒屋ではなく、ファミレスや飲食チェーン店で軽くお酒を飲む人たちのことだ。主婦から会社帰りのサラリーマン、高齢者まで幅広い。「スッキリ!!」でも取り上げたことがあり、司会の加藤浩次が「盲点といえば盲点」、キャスターのテリー伊藤が「8時、9時には寝ちゃう人だって、3時から飲んで6時に帰ればいい」なんて話していた。

   東京・世田谷のスターバックスはビール、ワインなどのアルコールも出して、ちょい飲みに参入していた。「自宅で飲むような感覚で」と店はいう。コーヒーの客もいるという。そういう雰囲気だ。なるほど。

来年は「街食」ブーム!地元で美味しいお店開拓

   次が「ランチパスポート」。地域のお勧めランチスポット70~100店のガイドブックを購入すると、これに割引クーポンがついていて食事代が安くなる。37都道府県の60エリアで行われていて、累計150万部以上の売り上げ。OLに大人気だという。

   次が「俺のシリーズ」。高級料理を立ち飲みで提供するという斬新なアイデアが受けて、大人気になっている。開店前に長い行列ができる店が多い。1年半で15店舗になった「俺のイタリアン」は、いま全国で29店舗である。「おでん 俺のだし」「中華料理 俺の揚子江」「俺のスパニッシュ」などの新ジャンルも登場している。実はこれが人気では第2位だった。

   そして根強い人気が「パンケーキ」。パンケーキは東京・原宿に約40店舗がひしめくスイーツの王様だ。それがまた今年もランク入りしたのはなぜか。ここで登場したのが、「スッキリ!!」でスイーツのコーナーを持っている日本プロレスの真壁刀義。鎖ジャラジャラのマッチョがスイーツ好きというミスマッチが受けている人だ。真壁が「わかる」といって案内したのが、渋谷にあるハワイのパンケーキ専門店「コア・パンケーキハウス」だ。

   一番人気の「ストロベリーホイップ」(950円)は、3枚重ねのトップにクリムとイチゴがたっぷり乗っている。普通のスイーツの3倍はある。真壁はこれをバックリ口に入れ、「うまい」「生地が甘くない」「スイカの理論というんだよ」と話し出す。スイカも塩を振りかけるといっそう甘さが際立つというあれだ。阿部「これはデザートじゃない。食事だ」

   司会の加藤浩次「パンケーキはもう定着しましたね」

   アンケートで浮かび上がったのは、外食の回数は減少しているが、少ない回数でプチ贅沢をするという傾向だ。

   2015年は「街食がブーム」になるという。遠くへ出かける代わりに、自分の住む町でスポットを見つけことらしい。

   加藤「地元で食べるのか」

   住宅街の中のスターバックスがまさにそれ。でも、アベノミクス同様、ちょっとみみっちくはないかい。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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