沢口靖子「連ドラ討死時代」に大健闘...美人だけが取り柄からいっぱしのベテラン法医研究員に成長
<科捜研の女 最終回>(テレビ朝日系)

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   シリーズ14ともなれば十分な優良コンテンツである。軒並み10%以下の連ドラ討死に時代に、視聴率第5位(12.2%)は大健闘だ。学芸会並みに演技が下手くそだった沢口靖子がいっちょまえに科捜研の法医研究員をやってここまできた。若い頃は美人なだけが取り柄だった沢口靖子も、結構キャリアを積んできたものだ。
   今回は青酸化合物を使った連続殺人事件で、榊マリコ(沢口靖子)も一時は危なくなる。明らかにオウム事件にヒントを得たと思える青酸化合物を不特定多数にばら撒くテロ的犯罪で、ビルの上からジョロで水溶液を降らせるアイデアは、麻原彰晃が首都の真上でヘリコプターからサリンを撒くと考えていたのを連想させるのだ。
   この事件では違うDNAが1人の身体に併存するという特殊な人間を扱っている。現実に存在するのかどうかSFチックで眉唾だが、極限まで科学が進歩すると、まだまだ解析不可能とみえるテーマが出てくることが予想される。シリーズの先は安泰?
   京都というおよそ現代犯罪とは遠い、のどかで和風の地域に、SFチックな犯罪が起きるというミスマッチもこのドラマの存続理由の1つ。よく地域特定の根拠にされる珍しい植物の生息地域が得られるからである。おぬし、考えたナ。科捜研の遺留品分析にかかわる具体的な作業の手順が、いちいちテロップ付きで示されるのも分かりやすくて興味深い。それにしても沢口は老けた(失礼)。(放送2014年12月11日21時~)

(黄蘭)

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