日本の羊さんは凄いぞ!パリコレで引っ張りだこ「ホームスパン」手作り毛織物

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   今年の干支の羊毛が進化している。岩手県・花巻市の織物工場3代目の菊池久範さんは「フランスのブランドに納めた生地のサンプルです」と見せたのは「ホームスパン」という手作り毛織物だ。現在、ほとんどが機械織りだが、これは糸紡ぎで太さや堅さを指で調節しながら糸を作り、機織り機で生地を織る。

   「この織り方だと糸の中の空気が入って柔らかく温かく仕上がるんです」と菊池さんは言う。パリコレでも引っ張りだこだ。

「チクチク・縮む」は昔の話!フワフワあったか最新ウール下着

   ウールの肌着はチクチクして洗濯すると縮んでしまうという弱点も改良されている。ウールが縮むのは繊維の外側にあるうろこ状が洗濯で広がって絡み合うためで、鱗を滑らかにすることで縮みは防げる。チクチク感は糸の太さで決まる。兵庫県の大手繊維メーカーの山口純弘工場長はこう話す。

「従来の糸の太さは0・019ミリ、最新の糸は0・015ミリです。細ければ細いほどチクチク感はなくなっているんです」

   ウールは燃えにくく静電気を起こしにくいため、飛行機のひざ掛けや座席に、カーペットにも多用されている。保温性も優れている。「汗をかいた時の吸温による温度変化の実験では、ウールは汗を吸ってかえって6度以上も温度が上がっています。ウールは伸びた後で戻る性質がありますので、冬の衣類では最高の品です。まさに羊さんありがとうという今年なんです」(近藤泰郎アナ)

(磯G)

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