地場産業と世界をつなげろ!「高くていいもの」で人気―新潟・三条のアウトドア用品メーカー

印刷

   円安による原材料の高騰などによって中小企業の苦境が伝えられるが、「逆風」のなかでも「躍進」している中小企業もすくなくない。いま飛ぶように売れてる高級アウトドア用品がある。新潟・三条市の「スノーピーク」の製品で、驚異的な強度を誇るテント用金具、二重構造に仕上げたチタンボトル、大幅に軽量化した鉄製の調理器具などが人気だ。

   高度な技術にもとづく高付加価値性が評価されているのだが、その多くが三条の地場産業である金属加工企業との協力によって開発された。「値段は高いが、モノがよく、長く使える。3年間で250万円くらい(スノーピーク製品を)買っている」とユーザーは話す。

地方にいっぱいある宝の山の中小企業

   スノーピークの昨年(2014年)の売上高は前年比20%増で過去最高の54億円だった。韓国やアメリカなど海外にも進出していて、これからも地場産業との「つながり」を武器に世界を目指していくという。山井太社長はこう話す。

「みんな安いものを作って、安く売っていたが、高くていいものを売っていくブランドも作らなければいけないと考えました」「地域から高いモノ、価値のあるモノをグローバルなマーケットに供給することが成長戦略ですね」

   経営共創基盤の冨山和彦CEOはこう解説する。「こういう潜在能力の高い中小企業って地方にいっぱいあるんですね。残念なことに、その価値に自分自身が気付いていないなどで生かされていないケースが多いが、中小企業には宝の山がある。ものすごく伸びしろがありますね」

NHKクローズアップ現代(2015年1月6日放送「地方から日本を変える②宝を生み出す『つながり力』」)

  • コメント・口コミ
  • Facebook
  • twitter
コメント・口コミを投稿する
コメント・口コミを入力
ハンドルネーム
コメント・口コミ
   

※誹謗中傷や差別的発言、不愉快にさせるようなコメント・口コミは掲載しない場合があります。
コメント・口コミの掲載基準については、コメント・口コミに関する諸注意をご一読ください。

注目情報PR
追悼

お知らせ

電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中