埼玉県西部でカラス大量死!県の餓死説に専門家「ありえない。感染症か?」

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   埼玉県西部の雑木林や路上で、先月30日(2014年12月)から大量のカラスの死骸が見つかっている。入間、狭山、所沢の3市にまたがる半径3キロの地域で、計81羽が死んでいた。40キロ離れた熊谷市でも30羽の死骸が見つかっている。

鳥インフルエンザ、化学物質検出せず

   埼玉県が調べたところ、鳥インフルエンザは陰性、化学物質も検出されず、カラスの胃の中が空だったことから餓死した可能性が高いと推測した。カラスの生態に詳しい慶応大の樋口広芳特任教授は、「食物不足そのものによる餓死は可能性としてまずありません。急激な寒さなどでもカラスは十分生きていけます。感染症の可能性が一番高いですね」と話す。

感染拡大が心配

   岡安弥生レポーターが現場に出かけたが、死骸のあった雑木林には元気そうなカラスの群れもいて、周囲には畑が広がり雪が積もっているわけでもない。近所の住民に聞くと、「うちの大根なんてずいぶん食われた。大根のほか菜っ葉、落花生まで掘って食べている」と言い、頭のいい雑食のカラスが餓死する環境ではなさそう。

   樋口教授は「カラスの行動範囲は約10キロで、所沢市周辺のカラスの死骸と40キロ離れた熊谷市のカラスの死骸は直接的には無関係で、間に何か他の動物が介在している可能性がある」という。

   吉永みち子(作家)「感染症となると、カラスだけなのか。ニワトリなど他の鳥に感染しないとも限らないですよね。怖いです」

   埼玉県は細菌などの精密検査を実施しており、結果が出るのは1週間後という。

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト
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