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道路標識にいたずら書き!「僕のアートなんだ」フランス人アーチスト勝手な言い草

   矢印の交通標識の上にデザイン化した魚の頭と骨が書かれたシールやピンクのハートのシールを貼りつけるいたずらが、昨年(2014年)暮れから新年にかけて大阪や京都で相次いだ。いったい誰が、何の目的でやっているのか。「モーニングバード!」が「自分がやった」というフランス人の自称アーティストのクレ・アブラーム氏(48)を直撃した。

軽犯罪法違反、道路交通法違反の疑いの捜査

   アブラーム氏はイタリアのフィレンツェを拠点に、ヨーロッパやアメリカで実際の交通標識を使って作品を作っているというのだが、その言い分はいささか納得しがたい。

「交通標識は権力の象徴だから、人々はもっと標識に対して議論すべきだよ。こういう作品でもっと標識に注目が集まればいいね。自分のアートは標識の10%ぐらいの部分しか使っていないから意味は通じるよね。標識のアート性について警察は考えたほうがいいと思うよ」

   これまで罰せられたことはないのかどうかは定かでないが、欧米で罰金や警告を受けたので日本にやってきたのか―

   司会の羽鳥慎一「アートかもしれないが、アートすべき場所ではないですよ」

   キャスターの赤江珠緒「アートといえば何でも許されると思うなよ、と感じてしまいます」

   標識を勝手にパロディー化した絵柄に作り変えられてはドライバーは戸惑ってしまう。アートというなら、実際の標識ではなくキャンバスのなかで表現しくれと言いたい。

   警察は軽犯罪法違反、道路交通法違反の疑いの捜査しているという。