吉右衛門、老いたり!鬼平の立ち回りなく、おまさも太めのおばさんになって・・・そろそろ交代かな!?
<赤と黒のゲキジョー 鬼平犯科帳スペシャル 密告>(フジテレビ系)

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   色っぽい美人のお百(高島礼子)が駕籠に乗って居酒屋にやってくる。火付け盗賊改方長官の長谷川平蔵(中村吉右衛門)に回してくれと、その夜勃発する押し込み強盗のニュースを密告に来たのだ。大昔、お百は平蔵に救われて木更津の百姓屋に嫁に行かせてもらった縁がある。これが事件の発端である。密告に来るのにアシのつきやすい駕籠を使うかとまず見ているこちらはシラける。事実、駕籠かきから辿って湯島に住んでいると調べられてしまう。
   お百は嫁に行った先で、平蔵が持たせた金を身ぐるみ取られて追い出され、以後は意志に反して盗賊一味の人間に落ちぶれた。息子を真人間にしたいのに息子はワルに染まっている。いろいろな経緯があって、最後は一味が押し込んだ大店に、役人の御用提灯が待っていたという結論である。話は単純なので、途中で紅サンゴの簪のエピソードなどが延々と語られる。スケベ役人の木村忠吾(尾美としのり)の失敗で、捕り物の時間に間に合わなかったりといろいろ。
   「吉右衛門、老いたり」で、近頃のスペシャルには、昔のように、最後の大捕り物で平蔵がスカッとする立ち回りをやるシーンがなくなった。密偵のおまさ(梶芽依子)も太めのオバサンになってしまったし、全体にセピア写真みたいだ。確かに吉右衛門の当たり芸で、長谷川平蔵を他の役者でとは想像できないが、そろそろシャキッとした若手俳優の捕り物にチェンジしてほしい気もする。(放送2015年1月9日21時~)

(黄蘭)

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