韓国でやり玉「甲の横暴」金持ちや立場強いと無理難題吹っかけ横車

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   航空保安法違反などに問われた大韓航空元副社長チョ・ヒョンア被告(40)の初公判が、きのう19日(2015年1月)にソウルの裁判所で開かれた。検察側は、機長でもない被告による航空機の違法な航路変更と安全運航阻害、従業員に対する強要、さらに証拠隠滅の容疑で追及している。

   弁護側は「機は陸上を17メートル動いただけで航行を妨げていない」などとして、全面的に争う姿勢だ。ヒョンアは終始うつむき加減で、裁判長の「話したいことはありますか」という問いに、「ありません」と小さく答えた。

「ナッツ姫」だけじゃない!デパートでは店員土下座させ平手打ち

   司会の夏目三久「韓国の国民感情が表れている部分がありますね」

国民感情

   経済格差が拡大している韓国では、財閥令嬢の裁判に厳しい目が向けられている。金持ちや有利な立場の者が弱い人をいじめる行為を「甲の横暴」と呼び、流行語になってるという。契約書などでは当事者の一方を「甲」、相手方を「乙」と表記するが、だいたい甲のほうが強い立場にあることから生まれた言い方で、この問題が新聞やテレビで大きく取り上げられている。

   デパートの買い物客が車を移動させようとした駐車場係員に30分にわたって怒りをぶつけ土下座させた。これを別の客が撮影してネットに流したため、批判が相次いだ。別のデパートでは女性客が服を交換に来たが、服に口紅がついていたため断ったところ、店員に物や服を投げつけ顔を平手打ちにした。この客は30分暴れまくり、服を交換して帰ったという。警察が暴行事件として捜査を始めた。

「甲の横暴は増えたのではなく、ここへきて明らかになっているだけです」(女性会社員)
「大手企業と中小企業の取り引きに不透明な部分が多すぎます。大問題です」(男性会社員)
「全般的問題で、市民はなにもできないのが現実です」(男性自営業者)

   ヒョンアの次回公判は30日、運航責任者や客室乗務員、被告の父親で大韓航空会長のチョ・ヤンホ氏も出廷する。

文   あっちゃん | 似顔絵 池田マコト
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