2018年 9月 19日 (水)

後藤健二さんの妻「夫にとって最後のチャンス」イスラム国が助命メッセージ強要

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   「イスラム国」の人質事件で、ヨルダン政府は日本時間のきのう29日(2015年1月)午後11時、「交渉はヨルダン人パイロットの生存確認が先だ」という強いメッセージを出した。イスラム国は29日日没までにサジダ・リシャウィ死刑囚と後藤健二さん(47)の交換に応じなければパイロットを殺害すると予告していた。

   メッセージは「死刑囚をトルコ国境へ」としていたため、昨年、トルコやフランスなどの人質が解放されたトルコのアクチャカレが注目されたが、アンマンから陸路で内戦中のシリアを横切るので移動は難しく、空路トルコ経由でも数時間はかかる。結局、動きはなかった。

イギリスのジャーナリスト支援団体が公表

   その一方で、ロイター通信などはイスラム国が後藤さんの妻にメッセージを送っていたと報じた。妻は「過去20時間内に届いたメールで、このメッセージを公表しないと、健二を殺すといわれた」と話し、さらに2人の子どもに触れて夫の助命を求め、「これが夫にとって最後のチャンスだと恐れています。少しの時間しか残されていません」と訴えた。メッセージはイギリスのジャーナリスト支援団体が妻の代理人から受け取り公表した。

国王に揺さぶり

   司会の加藤浩次「生存確認がなければ囚人解放はしないということですか」

   キャスターのテリー伊藤「イスラム国はぶれてないから、パイロットを殺して国王を揺さぶるねらいかもしれない」

   アンマンの石川真史記者は「国内では批判の矛先がアブドラ国王へ向いている」と伝える。

空軍パイロット生きているのか?ヨルダン政府は疑念

   現代イスラム研究センターの宮田律氏は「ヨルダンはパイロットの生存に疑念を抱いているのでしょう。『イスラム国』も次はヨルダン領への支配地拡大を 狙っている。日本の対策本部がアンマンに置かれたので戦略を変えてきたのかもしれません」

   たしかに、トルコやサウジアラビアに本部を置いたらこうした展開にはならなかったかもしれない。

   加藤「後藤さんが心配ですが、どうなるのでしょう」

   テリー「後藤さんは置いておいて、次のカードにする可能性もありますよね」

   宮田「いまはヨルダンが動いてくれるよう働きかけるしかないです」

   相手は戦車に乗ったアリババだ。なんでもあり得る。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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