2024年 4月 20日 (土)

フジ宮澤智アナ・イケメンキャッチャー小林誠司「連夜のお泊り」ポルシェでピックアップ

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「人質交渉」はイスラム国対ヨルダン!日本に出る幕なし

   後藤健二さんが無事解放されるのをテレビを見ながら待ち続けたが、何ら進展はなかった。私は昨夜29日(2015年1月)午後11時頃、ヨルダン政府がイスラム国に拘束されているヨルダン軍パイロット・カサスベ中尉の安否が確認されなければ収監中のサジダ・リシャウィ死刑囚を釈放しないと発表した時点で、交渉は長引くだろうと思わざるを得なかった。

   イスラム国対ヨルダンという構図になり、日本が出る幕はなくなった。あるとすれば、後藤さんに対する身代金として多額のカネを払うことしかない。たぶん水面下ではそうした交渉が行われているのだろうが、成否はわからない。

   『毎日新聞』1月30日付朝刊は、イスラム国が日本人人質事件に関して支配地域の住民にインタビューした映像を29日にインターネット上で公開したと報じている。<住民らは、日本を米軍主導の有志国連合の支持国とみなし、「米国による広島、長崎の(原爆投下による)虐殺を忘れ、なぜ米国がイスラム教徒を殺害するのに手を貸すのか」「十字軍(米欧)連合に参加するという過ちを犯した」などと批判>

   イスラム国の意向に沿った発言をさせられているのは間違いないだろうが、日本をはっきりアメリカと同類の「敵国」だと見なしている。この事件がどう決着するかわからないが、安倍首相のように「テロに屈しない」というだけでは、日本人がイスラム過激派たちの誘拐やテロのターゲットになることから防げはしない。

   アメリカから距離を置き、アジアの一員として平和外交を全面に打ち出し、中東諸国との友好関係を築いていくほかに道はないと思う。そのためにはウルトラタカ派の安倍首相にお引き取りいただかなくてはならないこと、いうまでもない。

智ちゃん「ポスト・カトパン」一番手?好きな女子アナランクに入ってない

   久しぶりに『フライデー』でも取り上げてみようか。表紙は「小さな下着とピッチピチ揺れビキニ」の柳ゆり菜という女の子のほぼ裸の写真。私のような厚顔無恥な人間でさえ駅の売店で買うのが恥ずかしくなるのだから、普通のサラリーマンは手を出さないのではないか。

   そのくせ、いつも言うようだが、トップ記事は政治批判記事だから、女の子の裸を見たい読者も引いてしまうのではないだろうか。この雑誌の編集長は部数を伸ばしたくないのか、それともどうなってもいいと思っているのだろうか。心配だ。

   さほど大ネタとは思わないが、2014年のドラフト1位で巨人に入団したイケメン人気捕手、小林誠司(25)が美女と連夜のお泊まりだという張り込みが袋とじだ。深夜、スーパーマーケットで買い物を終えた小林は、ポルシェを駆って美女をピックアップして自宅マンションへ。翌日、小林が美女を「後部座席」に乗せてお出かけしている。

   その美女はフジテレビの人気アナ・宮澤智(24)だった。早稲田大学時代から「PON!」(日本テレビ系)でお天気お姉さんを務め、セクシーDVDを出すなどタレントとして活躍していたそうで、入社して半年で「すぽると!」に抜擢されるなど、ポスト・カトパン(加藤綾子)の一番手と見られているという。

   小林とは取材で知り合ったのだろう。『週刊ポスト』が「読者が好きな女子アナ2015ベスト30発表」をやっているが、1位は水卜麻美、2位が有働由美子、3位が私が一押しのNHKの井上あさひ、4位が加藤綾子で、5位が夏目三久。残念ながら宮澤は30位にも入っていない。ポストカトパンは看板に偽りあり?

北朝鮮兵士に広がるゲイのカップル!軍服姿で抱き合い、股間に手延ばし・・・

   『フライデー』は長嶋一茂と父長嶋茂雄・次女三奈との仲がギクシャクしているように見えるのは、亜希子夫人が亡くなったあと、夫人の弟の妻、一茂にとっては義理の妹にあたるXさんが長嶋の介護を始め、父親が頼りにしていることをいいことに長嶋家を取り仕切っているからだ、という一茂側のいい分を載せている。これは週刊新潮に書かれた記事を巡って一茂が週刊新潮を訴えた裁判で、一茂が東京地裁に出した陳述書のなかにあるそうだ。

   だが、事実は少し違っている。三奈は一茂とは距離をやはり置いていて、Xさんのほうを信頼しているそうだ。2月20日に79歳になる長嶋茂雄の内憂はまだまだ続きそうである。

   お次もフライデーのちょっとおもしろい記事。北朝鮮の人民軍に「ゲイのカップルが激増」しているというのだ。写真は2人の人民軍の兵士と思われる男同士が抱き合って唇を重ね、1人の男の手が相手の下半身に伸びていくところを4枚の組写真で見せている。

   これは北朝鮮と韓国の境界線に設置された監視カメラが捉えたものだという。デイリーNKジャパンの高英起編集長によれば、北朝鮮は満14歳になると11年間の兵役義務があり、10代から20代の青春期を女性と接することのない男社会で暮らすので、性の対象が男に向かっていくのだという。

   10年に韓国で大ヒットしたゲイが題材のドラマ「美しい人生」は北朝鮮でも人気で、人民軍内にも海賊版のDVDが出回っているそうだ。11年の兵役義務というのもすごい。もしそうだとすると、あと何十年かすると北朝鮮の人口も減少に転じるかもしれない。

老舗寿司「すきやばし次郎」次男セクハラ訴訟!女性従業員に「1回寝よう」

   寿司好きなら「すきやばし次郎」を知らない人はいないだろう。私も何度かカウンターに座って(小野)二郎さんに握ってもらっているが、魚がいいのはもちろんだが、飯と酢の配合が絶妙で、口に入れたときふわ~っと広がる握り具合も見事である。

   しかし、二郎さんも89歳だから、現役で握り続けるのはそう長いことではあるまい。寿司の神様の味を継ぐのは誰なのか。私は「すきやばし次郎」の味は一代限りだろうと思うが、彼には六本木ヒルズ店をやっている次男がいる。現在53歳だが、そこそこ寿司の評判はいいようだ。だが『週刊文春』によれば、そこで働いていた30代の従業員の女性に執拗なセクハラをしていたとして、訴訟を起こされているというのである。

   体を触る、クルマの中でキスや関係を迫るなど目に余るものがあったという。彼女が「レンジでチンして」というと、「チンでもマンでもいいから早くしろ」などと卑猥な冗談をいっていたというし、二人きりの時に「オレは自分がイクことをコントロールできる」「仕事で信頼関係を築くために一回は寝てみてもいいんじゃないかなぁ」などといってという。次男は「セクハラのセの字もない」「一般論としていっただけ」だと反論しているが、読む限りは分が悪そうである。

   二郎さんも若いときはモテたと思うが、女遊びはともかくセクハラはしゃれになりませんやね、二郎さん。

トマ・ピケティそんなに凄いの?金持ちさらに富み、ビンボー人はビンボーのまま・・・昔からそうだよ

   トマ・ピケティ氏(43)が来日している。講演会をやっているが、たいへんな人気だそうだ。「21世紀の資本」(みすず書房)は5940円という高額にもかかわらず13万部も売り上げ、世界では130万部を超すそうだ。ノーベル経済学賞を受賞したポール・クルーグマン氏が「この10年で最も重要な経済学書」と絶賛し、甘いマスクがさらに人気を高めている。

   私は読む気にさえならないが、『週刊新潮』によれば<各国で問題化している貧富の格差は、資本主義がもたらす必定で、このままでは格差拡大は止められない>というものだそうな。さほどすごい発見でもなさそうだが、大量のデータをもとに格差拡大を立証したことが評価されたらしい。

   この問題の解決策は、富める者の資本に累進課税的な重い税を課して、貧しき者に分配することだというが、当然であろう。少し前までの日本は、「売(う)り家(いえ)と唐様(からよう)で書く三代目」とよくいったものだ。私の子どものころ、家の周りにも「お屋敷」といわれる広い敷地をもつ由緒正しい金持ちたちがいたが、今はそこを切り売りしたか、マンションや同じような戸建てが並んでいる。相続税が払えず土地を物納した人もいる。

   今は家屋敷ではなく紙っぺらが価値を持つから、資産家はますます富み、こちとらビンボー人はいつまでたってもビンボー人のままだ。

   このモテモテのピケティ氏だが、彼の本にあるデータに間違いが多くあり、捏造疑惑まで出ていると週刊新潮は書いている。だが、ピケティ氏はひるまず、改善の余地はあるが、広い意味での結論は変わらないとコメントしているそうだ。

   霧島和孝城西大教授は、この本は学術界で「ディスカッションペーパー」といわれるもので、間違いを指摘してもらって改定しながら研究に磨きをかけていけばいいという。STAP細胞と違って、結論がしっかりしているのだからいいじゃないかというわけだ。結論が当たり前すぎると思うのは私だけなのだろうか。

   白鵬が自分の取り組みに物言いがついた一番について、自分が勝っていたのは子どもでもわかると不満を漏らしたことで、メディアから「思い上がっている」という批判が出ている。

   だが、朝青龍ほど横綱としての品格が落ちるわけではないし、彼が負けると館内から拍手が起こるという日本的風土のなかで、さまざまな「無念」を飲み込んで相撲に打ち込んでいる姿はなかなか感動的だと、私は思っている。

   白鵬とて化け物ではないから、そう遠くない時期に格下の力士に転がされ引退しなければならない日が来る。横綱になった瞬間から哀れを感じるといったのは山口瞳さんだが、白鵬の背中にも哀れさが見えるようになってきたのではないか。それを一番わかっているのは白鵬自身だろう。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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