2019年 11月 16日 (土)

「脱ゆとり教育」の成果?10年前に比べ同じテスト問題で正解率アップ

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   学力の低下を招いたとして「ゆとり教育」が見直されて4年になるが、小学生の学習内容の理解度のテストで、同じ問題で「ゆとり」時代よりも正答率が高く出た。文部科学省がきのう12日(2015年2月)に発表した。

   テストは2013年2~3月にかけて、小学4~6年生の一部を対象に国語や音楽など各教科で行われた。問題のうち45問は、04年2月に実施したものと同じだったが、ほぼ半数で正解が前回を上回り、下回ったのは9問だった。

11年実施の学習指導要領「学ぶ内容」「授業時間」大幅増

   小学校の指導要領は02年の改訂で、学ぶ内容や授業時間数を大幅に減らした。これがいわゆる「ゆとり教育」だが、学力低下が問題となり、11年実施の現行指導要領で学習内容を増やした経緯がある。テスト結果はプラスが大きく出たが、逆に悪くなったものもあり、評価は分かれる。

勉強は量も

   現行の指導要領づくりに携わった奈良学園大の梶田叡一学長は「指導要領改訂では、学校と勉強は大事だというメッセージをこめた。それが浸透してきた結果だろう」という。一方、「ゆとり教育」を官房審議官として推進した京都造形芸術大の寺脇研教授は「先生が時間をかけてきた努力が成績に表れた。『脱ゆとり』で急に力がついたわけではない」と話している。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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