2024年 4月 20日 (土)

謎のハッカー集団「アノニマス」イスラム国に宣戦布告!破滅を覚悟しろ

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   国際的なハッカー集団「アノニマス」がきのう16日(2015年2月)、YouTubeで「イスラム国」に宣戦布告した。声明は「イスラム国よ、われわれはアノニマスだ。われわれは容赦しない。覚悟しろよ!」とストレートだ。一連の残虐行為やテロを指すと見られるが、アニノマスがそもそも謎の集団だ。いったい 何が起るのか予測がつかない。

見えない正体「表現や言論の自由を妨げるものと戦う」と宣言

   YouTubeの画面には、黒をバックに数字の羅列やトレードマークの仮面のイラストが浮かび、声明は英語の音声だけだった。アノニマスは「匿名」という意味で、世界の個人ハッカーの集団ということはわかってはいるが、実態は不明だ。時折、白い仮面をかぶって集会や街頭に現れる姿があるが、それが本物かもわからない。

   ただ、「表現や言論の自由を妨げるもの」と戦う姿勢ははっきりしており、アメリカ政府をはじめ各国の公的機関や企業の機密文書などを公開したり、サーバーに不法侵入してデータを改ざんしたり、情報を流出させたりと、その実力は知られている。

   日本でも3年前、財務省や最高裁のホームページを攻撃して、一部サイトが閲覧できなくなったことがある。これも「改正著作権法」で違法ダウンロード禁止したのを「表現の自由を侵害している」という主張からだった。

   「イスラム国」に同調する勢力は、パリの新聞襲撃、日本人人質殺害に続いて、15日にはデンマークでテロ、きのうはリビアで21人のエジプト人が処刑される映像が流れた。こうした宣伝は巧みで、デジタル技術とネットに長けた人間がいるのはたしかだろう。アノニマスはこれと一戦交えるというわけだ。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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