2024年 4月 25日 (木)

<女くどき飯>(TBS系)
食事しながら妄想にふける貫地谷しほり・・・男に口説かれ最後はフラれる女版「孤独のグルメ」

来店不要なのでコロナ禍でも安心!顧客満足度1位のサービスとは?

   原作は「アラサーちゃん 無修正」の峰なゆか。ぐるなびのグルメ情報サイト「みんなのごはん」に連載中のデート企画で、応募してきた男性が食事をしながら峰を口説き、その様子を漫画にされるというものだ。ドラマも彼氏いない歴5年、30歳を前に結婚をあせっているフリーライター神林恵(貫地谷しほり)が、応募者の男性が選んだ店で食事をしながら口説かれ、「『女くどき飯』~私をゴハンに連れてって~」という連載記事を書きながら、理想の男性を追い求める姿を描く。

   元AV女優でセクシーな峰なゆかを口説くのは大いに納得なのだが、セクシーとは程遠い貫地谷を口説いてもなあ、と、あまり乗り気はしないで見たが、男性に口説かれ、妄想するシーンや心の声が面白く、コメディ要素が盛りだくさんで、これはこれでありかと思えた。

実在の店のイチオシメニューおいしそう

   第1話「ハイスペック・リーマンと銀座でドライエイジング」は福士誠治、第3話「20歳のリア充イケメン大学生と中目黒で燻製バレンタイン・ディナー」は碓井将大、第5話「バブルおじさんと麻布十番で「ネオ中華」は升毅というように、毎回いろんなタイプの男性が登場する。

   第5話では升演じる会社経営のチョイ悪オヤジが、トレンディドラマのセリフを挟み、オヤジギャグを交えた会話で楽しませ、「俺の最後の女になる?」と口説かれ、散々妄想したあげく、すっかりその気になった貫地谷だったが、別れ際に「私を最後の女にしてください」と言うと、「これから若い子と合コンなんだ、じゃあ!」と去られて現実に戻るというお話だった。毎回フラれて終わるという「寅さん」スタイルを踏襲しているが、果たして最終回には結ばれるのかというのも、気になる。

   出てくる店は実在の店で、その店イチオシのメニューが出てくるのが最大の見どころだ。一度は行ってみたいと思わせる素敵な店が登場する。「孤独のグルメ」の女版を期待して見た人には一連の恋愛ストーリーは邪魔かもしれない。とはいえ、毎クールに1つはこういう「飯ドラマ」があるのは大歓迎だ。(火曜深夜1時11分~)

くろうさぎ

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