ほれぼれするJR東日本「イーストアイ」裏方技術者・・・新幹線の安全守る男たちの矜持
<がっちりマンデー>(TBS系)

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   どん底低迷TBSの全番組の中で、恐らく最も素晴らしいのがこの番組である。この日はJR東日本の冨田哲郎社長が登場した。3月に開業する北陸新幹線だけでなく、東京駅開業100年もあり、JR東日本を取り上げたのはタイムリーだった。特に鉄道の裏側の取材が興味深く、イーストアイと呼ばれる線路やその他もろもろの保守点検をする特別な車輛の中身が鉄っちゃんでなくても面白かった。
   レールの検査、パンタグラフと車輪の摩耗点検、水平チェックなどイーストアイは丸ごと新幹線に乗る人々の命を守るために日夜努力しているのである。そこに乗り込んでいる技術者たちは、運輸関係屈指の名人たちである。1人1人は世間的には無名の人であるが、業界を支える代わりのいない男たちだ。ほれぼれさせられる。
   ニコニコと愛想のいい冨田社長の曰く。「鉄道の安全は掛け算である」と。つまり、足し算では成り立たない。パンタグラフから車体からレールのゆがみまで、上から下まで縦横斜め、すべてが整わないと完璧な安全は守れないということなのだろう。新宿駅南口の工事現場の屋上に長距離バスの乗り場がやがて纏められるそうだ。今はバラバラなものが1箇所になるのだ。大変楽しみである。
   考えるとこの番組は企業の宣伝なのである。だが、全く嫌らしくない。素材の取り上げ方もいいが、加藤浩次という、すっとぼけていても、実は相当にクレバーな司会者の存在も大いに預かっている。(放送2015年3月1日7時30分~)

(黄蘭)

採点:2
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